意匠の天才 小村雪岱

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 大胆にして繊細。豪奢なのにさりげない。懐かしき江戸の姿を描きつつ、極めてモダン――。
 明治20年(1887)、埼玉県川越市に生まれた小村雪岱(こむら・せったい)は、東京美術学校(現・東京藝術大学)で日本画を学んだのち、さまざまな分野でとびきりの才能を開花させました。数々の書籍をあざやかな意匠で飾った「装幀家」、泉鏡花などの作家たちから指名を受けた「挿絵画家」、名だたる役者たちに愛された「舞台美術家」、発足間もない資生堂意匠部にも在籍した「デザイナー」――と、言うなれば「意匠の天才」として、八面六臂の大活躍を果たしました。
 本書『意匠の天才 小村雪岱』は、貴重装幀本から日本画まで、雪岱が手がけた作品約150点を紹介するものです。生誕130年を迎えた今でも私たちを魅了してやまない、小村雪岱の世界を、どうぞご覧ください。

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    BOOK

    意匠の天才 小村雪岱 (とんぼの本)

    意匠の天才 小村雪岱 (とんぼの本)
    原田 治 (著), 平田 雅樹 (著), 山下 裕二 (著) 1,600円(税抜き)
    新潮社

    大胆にして繊細。豪奢ながらもさりげない。懐かしき江戸の姿を描きつつ、極めてモダン―。大正から昭和初期にかけて、主に大衆文化の分野で活躍した意匠家・小村雪岱。独自のデザイン感覚に貫かれたその作品世界は、泉鏡花にも愛されました。彼が手がけた貴重な装幀本から、挿絵、舞台美術、日本画まで、珠玉の名品150余点を一挙掲載。新資料や味わい深い名随筆も特別所収し、永遠に古びることなき天才の全貌に迫ります。

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