上田義彦写真展「Forest 印象と記憶 1989-2017」

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 写真家上田義彦さんの写真展「Forest 印象と記憶 1989-2017」が、1月19日(金)より東京・港区の「Gallery 916」で開催されています。
 1989年、ワシントン州Quinaultという神聖な森との出会いから始まり、2011年に東日本大震災での大自然の猛威によるあらゆる命の破壊を目の当たりにしたことで、命の根源を確かめるように撮り始めた屋久島の森。そして2017年、新たに撮りおろしたQuinault、屋久島の森、さらには奈良の春日大社の原生林。
 今回の展覧会では、生けるものの原初の摂理を現す森の姿を約30年撮り続けてきた上田さんの、1989年から2017年の最新作まで、約50点の作品が展示されます。長きにわたり、生命の循環と全身全霊で対峙した上田さんが紡ぎだした、瑞々しく崇高な森の作品の一部をご紹介いたします。
 また、2018年4月15日に7年目の節目を迎えるGallery916は、竹芝駅周辺の再開発およびビルの取り壊しに伴い、閉廊することになりました。上田義彦さんが考える「写真の力」、「写真の悦び」。Gallery916にしかない壮大な空間での個展としては最後になる展覧会です。

上田義彦写真展「Forest 印象と記憶 1989-2017」
2018年1月19日(金)~ 3月25日(日)
平日 11:00 - 20:00 / 土日・祝日 11:00 - 18:30
休廊 月曜日(祝日を除く)

トークセッション & ブックサイニング
・1月27日(土) 15:00 -16:30
 上田義彦×後藤繁雄(編集者)
・2月11日(日) 15:00 - 16:30
 上田義彦×伊藤俊治(美術史家)
・3月3日(土) ​16:00​ - ​17:30​
 上田義彦×飯沢耕太郎​(写真評論家)

Gallery 916
東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル6F
電話 03-5403-9161
http://gallery916.com/

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    PROFILE

    上田 義彦(うえだ よしひこ)

    写真家/多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授
    1957 年兵庫県生まれ。東京ADC 賞最高賞、ニューヨークADC 賞、カンヌグラフィック銀賞、朝日広告賞、日本写真家協会 作家賞など国内外の様々な賞を受賞。作家としての活動は独立当初から継続し、2016 年までに32 冊の写真集を出版。代表作として、ネイティブアメリカンの神聖な森を撮影した『QUINAULT』(京都書院 1993)、「山海塾」を主宰する前衛舞踏家・天児牛大のポートレート集『AMAGATSU』(光琳社 1995)、自身の家族に寄り添うようにカメラを向けた『at Home』(リトルモア 2006)、屋久島で撮り下ろした森の写真『Materia』(求龍堂 2012)、数多くのポートレートや自然、スナップ、広告などを撮り続けてきた自身の30 有余年の活動を集大成した写真集『A Life with Camera』(羽鳥書店 2015)を出版。また作品は、Kemper Museum of Contemporary Art (Kansas City)、New Mexico Arts (Santa Fe)、Hermès International (Paris)、Stichting Art & Theatre (Amsterdam)、Bibliothèque nationale de France (Paris)などにそれぞれ収蔵されている。2011 年よりGallery 916 を主宰。

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