作品集「カズヨスタイル ドールハウス ―素材と出会う―」

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 ドールハウスを作り始めて30年以上の工藤和代さんの作品は、色にこだわりアンティークの素材を使い、温かな独自の世界を作り出している作風から「カズヨスタイル」と呼ばれます。その集大成となる作品集が刊行されました。
 制作は、外国のアンティークマーケットや近くの骨董(こっとう)市、雑貨屋などを歩き回り、出会った布や紙や壊れかけたフレームなどの素材を合わせてはイメージを膨らませることから始まります。楽しくも苦しい作業が続き、思いもつかなかった作品ができあがるそうです。
 完成したドールハウスは、アンティーク素材の質感や色や光などが見事に調和し、絵本にでてくるような世界がリアルに再現されています。部屋の隅々まで作り込まれたドールハウスの作品集から一部を紹介します。

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    PROFILE

    工藤和代(くどう・かずよ)

    三重県伊勢市に生まれる。色にこだわりながらアンティークの素材を使い、暖かな独自の世界を作り出す。本やTV番組のために制作多数。朝日新聞「暮らしの風」関西版表紙を2年間連載する。また、2016年エポック社の依頼によりシルバニアファミリーの「あかりの灯る大きなお家」、2017年「タウンシリーズ」をカズヨスタイルでアレンジ制作発表する。著書に「わたしのドールハウスづくり」「ドールハウスを飾る」「すてきにドールハウス」(文化出版局)、「Natural」(東京書籍)、「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」「ドールハウスドールズ」(日本ヴォーグ社)など。アンティークのドールハウス、おもちゃ、絵本、紙もののコレクターでもある

    後藤徹雄(ごとう・てつお)

    熊本県生まれ。1986年フリーランスとして撮影業務を開始。1990年 株式会社ライトスタッフ設立。広告、出版業界において写真撮影に携わる。近年は日本の城郭、特に「石積み」の魅力に惹(ひ)かれ撮影を継続中。写真集に『城壁 石積みの肖像』(エイアールディー)がある
    Blog : shiroaruki.blog.jp

    BOOK

    カズヨスタイル ドールハウス ―素材と出会う―

    カズヨスタイル ドールハウス ―素材と出会う―
    (ARD)工藤和代(著),後藤徹雄(写真)

     他に類を見ない独特な作風は「カズヨスタイル」と呼ばれ、「マツコの部屋」にも出演した伝説のドールハウス作家、工藤和代による待望の作品集。企画からコンセプト、ページ構成に至るまで、著者自身が綿密かつ詳細にプロデュースした渾身(こんしん)の一冊。ドールハウス制作における「素材」の重要さを、豊富な写真を中心にディテールを「みて」読み解く、ドールハウス愛好家のための保存版。
    ※本書は写真を中心とした作品集であり、ドールハウス制作のテクニックを具体的に解説した本ではありません

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