18年春夏 東京コレクション

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 2017年10月16日から6日間にわたり、2018年春夏東京コレクション(Amazon Fashion Week Tokyo:AFWT)が、渋谷ヒカリエや表参道ヒルズをメイン会場に開催された。海外から9ブランド、初参加の21ブランドを含めた55ブランドが参加し、若手デザイナーの躍進も心に残った。
 主催のアマゾンファッションが展開する第2回目となるプログラム「AT TOKYO」では、すでに海外コレクションで活躍するサカイやアンダーカバーが1200名以上の服飾学生を招待した合同ショー「10.20 sacai / UNDERCOVER」を開催。さらに、ブランド設立20周年を迎えたトーガはメモリアルなショーを国立新美術館で開くなど注目を集めた。
 2017年の毎日ファッション大賞を受賞したハイクは、男性的になりがちなミリタリーウェアなどをカッティングや素材の転換でクリーンなフェミニンスタイルに仕立て、アウトドアブランドのザ・ノース・フェイスとのコラボレーションも発表。前身であるグリーンのスタートから数えて20年目を迎え、紛れもなく「東京」を牽引(けんいん)する存在だ。AFWTのトップバッターを担ったヨウヘイオオノは、工作を楽しむ少年のようにものづくりの楽しさに立ち戻るようなクリエーション。他にはないユーモアが服の素材感やフォルムにあった。
 時間軸にとらわれず日本のカルチャーに目を向けるデザイナーも際立つ。ミキオサカベは着物やぼっくり下駄(げた)、女子高生、カワイイカルチャーなどを独自の視点で取り入れた。DJやモデルとしても活躍するマドモアゼル・ユリアが手がけるグローイング・ペインズは、モガ(大正時代のモダンガール)の服装や精神性をテーマに掲げた。
 他都市のファッションウィークにはない、独自性とは何だろうか? 東京コレクションは、変化の時を迎えている。
(photo:Hirokazu Ohara / text:Tatsuya Yamaguchi)

【18年春夏コレクションフォトギャラリー】

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10.20 sacai / UNDERCOVER
トーガ(TOGA)
ハイク(HYKE)
タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)
ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)
ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)
ミントデザインズ(mintdesigns)
ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)
グローイング ペインズ(GROWING PAINS)
ジーヴィージーヴィー(G.V.G.V.)
ハオリ ドゥ ティティ(haori de TiTi)
アキコアオキ(AKIKOAOKI)
ブラックアイパッチ(BlackEyePatch)
タエ アシダ(TAE ASHIDA)
ティート トウキョウ(tiit tokyo)
ハナエモリ マニュスクリ(Hanae Mori manuscrit)
ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)
ディーベック(D-VEC)
ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)
エンハンス(ENHANCE)
ケイスケ ヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)
ミューラル(MURRAL)
パーミニット(PERMINUTE)
ファッション・ホンコン(Fashion Hong Kong)
アジアンファッションミーツトーキョー(フィリピン)Asian Fashion Meets TOKYO (Philippines)
アジアンファッションミーツトーキョー(タイ)Asian Fashion Meets TOKYO (Thailand)
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