17−18年秋冬パリ・オートクチュール

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 7月2日から2017−18年秋冬パリ・オートクチュールコレクションが開かれた。世界的に多発するテロや政治の激動の時代に光明を見いだすかのような、鮮明な色彩やフラワーモチーフといった心を明るくする表現が印象深い。
 約40の参加メゾンの中でも、クリスチャン・ディオールはパリ装飾美術館での大回顧展開催とともにメゾン創業70周年を祝った。さらに、シャネルにとっては、1983年からオートクチュールを手がけているカール・ラガーフェルドにパリ市の最高勲章であるパリ市大金章がショー終了後に贈られた、メモリアルなシーズンとなった。
 また、前回のオートクチュール会期中、昨今のファッション界で最も影響力のあるブランドのひとつであるヴェトモンがプレタポルテを発表して話題になったが、今季の初日にはこれまでニューヨークを発表の拠点としていたプロエンザ・スクーラーやロダルテらが初めてパリでプレタポルテ・コレクション(2018年春夏)を発表した。こうした動きに加えて、海外デザイナーの招致や最新テクノロジーを活かす新鋭ブランドの活躍がパリ・クチュール組合の歴史に新しい気風をもたらしているのかもしれない。
(photo:Hirokazu Ohara / text:Tatsuya Yamaguchi)

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クリスチャン・ディオール
ジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ
シャネル
ヴァレンティノ
メゾン マルジェラ
ロダルテ
プロエンザ・スクーラー
ピーター・デュンダス
スキャパレリ
ゴルチエ・パリ
フェンディ
アレクシ・マビーユ
ヴィクター&ロルフ
ジャンバティスタ ヴァリ
アレクサンドル・ボーティエ
イリス・ヴァン・エルペン
ユイマ・ナカザト
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