ミシュランの星獲得! シンガポールの屋台ごはん

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 レストランやホテルの格付け本「ミシュランガイド」が初のシンガポール版を7月に刊行し、「ホーカー(hawker)」と呼ばれる屋台料理の店2軒が一つ星を獲得しました。栄誉に輝いたのは、鶏の丸焼きで知られる「香港油鶏飯麺(Hong Kong Soya Sauce Chicken Rice and Noodle)」と、豚のそぼろを載せた和え麺・バクチョーミー(肉脛麺)が名物の「大華猪肉●條麺(Hill Street Tai Hwa Pork Noodle、●は米へんに果)」。ストリートフードの店が星を獲得するのは世界初だそうです。
 行商人を意味する「ホーカー」とは、露天商が原点の庶民派グルメ。衛生上の理由から現在はフードコートのスタイルが主流になりました。シンガポールには100以上のホーカーセンターで、6000軒が営業。多民族国家とあって、中華、インド、マレー、アラブ……とメニューも多彩。一皿2ドル(200円)程度からという安さもあって、地元っ子の台所として親しまれています。
 ミシュランのお墨付きを得て新たな脚光を浴びるホーカーですが、料理人の高齢化で後継者不足も問題に。若い料理人の間では、最低限の設備しかない手狭な店で利幅の薄い料理を作るより、現代的なレストランを目指す傾向もあるのだとか。さまざまな意味で時代の転換点を迎えているシンガポールの庶民グルメ、その魅力をロイターの写真でご紹介します。

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