宇宙人感覚が蘇る? 給水塔のある風景

写真

 ある晴れた日、レンズテストのためにビルの屋上から撮った景色の端に偶然写り込んでいた、「周囲の建物より頭一つ高い奇妙な色と形の物体」。それが、比留間幹さんがその後、"憑かれたように"追い求めることになった、給水塔でした。
 写真集『給水塔』では、全47都道府県約800本の記録から選んだ63の風景が広がります。中にはすでに役目を終え、取り壊されたものも。見るうちに昭和時代をきゅんと突き抜け、地球という星に生きる自分の宇宙人感覚が蘇るような味わいを、ぜひご堪能ください。

比留間幹写真展 「給水塔 Beyond The Water Tower」
会期:2015年11月20日-12月10日
会場:エプソンイメージングギャラリー エプサイト
時間:10:30~18:00(最終日は15:00まで)  日曜日休館
http://hiruma-s.com/

写真をクリックすると、大きな画像が表示されます。環境によっては表示に時間がかかる場合があります。

    BOOK

    『給水塔』

    「給水塔 Beyond The Water Tower」(リトルモア)
    比留間 幹

    失われゆくものにみちびかれ、日本中の給水塔を追い求めた写真集。
    周囲になじまず、違和感に満ちて、どこか孤独 …… そんな給水塔に呼び寄せられ、2000日をかけて日本中をめぐった写真家が、塔の向こうに見たものは…… 。後書きまで映画のような一冊。
    1800円+税