ソーシャルな、お買い物。

メイド・イン、フタコ。

  • 2014年9月29日
  

 東京・世田谷の二子玉川地域で作られたクッキーの詰め合わせ「ARTLINE」。メッセージカードの絵を知的障害をもつ人が描き、別の焼き菓子が得意な福祉作業所で口どけのよいクッキーを焼く。

 2年前、ここ二子玉川にデザイン会社を構える磯村歩さんが声をかけたのが始まり。福祉の分野に関わりがあり、地域の商品を作りたい、と地元の福祉作業所で働く人の声を聞いてコラボレーションすることに。ここに、パティシエ、デザイナーも加わり、「futacolab(フタラボ)」を結成。商品価格の2パーセントは、描いた人に直接支払われる仕組みにした。「目に見えやすいカタチで工賃アップにつなげ、ヒーローが生まれてボトムアップになれば」と磯村さん。

やさしい輪が、ゆっくりと広がっていくように。

障害者が描いた絵と文字をデザイナーがレイアウトし、飲料パックを再利用した手漉きカードに印刷。パティシエの開発したレシピで、別の作業所がクッキーを焼く。「地域のオフィスでは、置き菓子としても販売しています。気に入った人が『私たちの地元のお菓子』と知り合いに贈ることで、この輪が緩やかに広まっていったら」と磯村さん。

    ◇

「ARTLINE」(きなこ、いちご、抹茶の3袋入り)●1750円(futacolab http://www.futacolab.jp/

■「ソトコト」2014年10月号より

(文/久保田真理 写真/松下二郎)

ソトコト

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