1枚のポスターには2枚の写真が並ぶ。東日本大震災直後の写真と、それから1年以上経過してから撮影された写真と。過去の映像や写真、文化的な資料の収集を行う『20世紀アーカイブ仙台』が、震災直後にツイッターで写真の提供を呼びかけると、約2万枚が集まった。大惨事の様子から震災中の生活ぶりまで、様々な局面を写し出していた。「この経験を風化させず、今後の教訓とするために、伝えていくことが役割だと思いました」と副理事長の佐藤正実さん。
昨年はパネルを貸し出して全国で写真展が開かれたが、もっと多くの人に見てほしい、とポスターにして販売を始めた。ポスターの購入も新しい支援のカタチ。そのポスターで写真展の輪を広げていこう。
震災後1年〜1年半後、20世紀アーカイブ仙台のスタッフが宮城県内250か所を撮影し、うち48か所をポスターに。「ボランティアで福岡から来た方々が、被災地の様子を見てほしいと地元で展示してくれました」と佐藤さん。ポスターの売り上げは、被災地の定点観測活動のために使われる。
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「3.11定点観測アーカイブ・プロジェクト」(A2判ポスター16〜48枚)●1万1000〜3万円(20世紀アーカイブ仙台 tel.022−387−0656)
■「ソトコト」2013年8月号より
(文/久保田真理 写真/松下二郎)
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