運命は必然。自分のペースのなかで出逢うもの 玉木宏さん

  • 2013年11月22日
玉木宏さん(いずれも石野明子撮影)

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  • 玉木宏さん

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僕の仕事は「なんでも屋」 趣味も仕事につながる

――黒山和樹は趣味が運命の出会いへとつながっていきます。玉木さん自身は趣味のカメラや音楽が、写真展やライブ活動などにつながっていますが、プライベートの過ごし方について教えてください。

 僕たちの仕事は「なんでも屋」だと思っています。いつ、何時どんな仕事の場をいただけるかわからないので、プライベートの時間を使っていろんなことに触れることが大事なんだと思っています。趣味をある程度続けて伸ばしていこうと思いながら、時間を過ごしています。

 僕はずっと続けてきた水泳に助けられてここまでこられたという思いがあります。映画「ウォーターボーイズ」(2001)の仕事をいただいた頃から、その思いはずっと心のどこかに持ち続けているんです。水泳をやっていなければオーディションに合格していなかったと思うので。

――役のように、「泣きたい」「笑いたい」などとテーマ設定をして映画鑑賞をしますか。

 僕は映画を見て泣きたいということは全くないですね。テーマで選ぶことはしませんが、人間の本質が見えるものや、社会性、メッセージが強い作品が好きです。特に、ポン・ジュノ監督の作品はよく見ます。演技をしているんだけど、痛い演技のときは本当に痛そうに見えるし、人間のリアルな部分が見られるからです。究極の演技だな、と思える部分があります。どんな役を演じていてもリアリティを求めてやっているので、同じ業界の目線でも見るから、純粋にこういったテイストのものが好きなんだと思います。

――会社社長、音楽家、刑事、医者など、どの役が普段の玉木さんに近いのか、想像がつきにくい。そこが俳優・玉木宏の魅力の一つですが、「リアリティ」を追求しているからこそ、なのでしょうか。

 「玉木宏」という人間が先に立ってしまうことが好きではないですし、役は1人のものではないと思っています。いろんな共演者とお芝居をセッションして、作り上げるもの。そのなかで、しっかりと交ざることができたら、この仕事がちゃんとできているのかなと思います。これからも役者として、そこにちゃんと徹したいですね。

     ◇

たまき・ひろし 1980年、愛知県生まれ。映画「ウォーターボーイズ」(2001)で注目され、NHK連続ドラマ「こころ」(03)でブレイク。「のだめカンタービレ」(06)で不動の人気を得た。来年は、1月1日放送のNHK正月時代劇「桜ほうさら」で主演。主演映画「幕末高校生」、「神様はバリにいる」が公開される。ミュージシャン、写真家としても活躍中。公式HP(http://www.tamakihiroshi.com/

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