工藤遥「元モー娘。忘れさせる」

  • 記事提供:ORICON NEWS
  • 2018年2月11日
  • スーパー戦隊シリーズ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に出演する工藤遥(写真:TAKU KATAYAMA) (C)oricon ME inc.

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     2017年12月にアイドルグループ・モーニング娘。’17(現:モーニング娘。’18、以降モーニング娘。)を卒業した工藤遥。18歳という若さで卒業を決意した理由は「女優になりたい」という強い想いから。そして、卒業して間もなくスーパー戦隊シリーズ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日系 毎週日曜 前9:30~10:00/2月11日スタート)への出演を発表。女優としての第1歩となる作品で、若手俳優の登竜門的番組のメインキャラクターを手にした。そんな工藤遥が、今作への決意、そしてアイドルから女優へ転身することへの苦悩と気概を語ってくれた。

    【写真】工藤遥、ヒールでアクションも!? ルパンイエロー役の衣装でキュートな笑顔

    ■モー娘。加入時以来のオーディション、「日本武道館よりも緊張しました!(笑)」

    ――『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』への出演が決定して、準備期間と撮影を合わせると2ヶ月ほど経ったそうですね。工藤さん演じるルパンイエロー・早見初美花は馴染んできましたか?

    【工藤遥】 そうですね。だいぶ馴染んできましたし、初美花はいつもの自分に近いですね。あと、今までは男役で自分とはかけ離れていたり、落ち着いた役が多かったんです。その分、殻を破ったはっちゃけた役柄にも憧れがあったので、初美花を演じるのもすごく楽しいですね。

    ――スーパー戦隊シリーズにはもともと憧れがあったそうですが、若手俳優の登竜門という印象が強いですよね。そして、昨年末にモーニング娘。を卒業して今作が初仕事。女優としてのゼロからのスタートについて、どのように考えていましたか?

    【工藤遥】 “卒業するまでに何かお仕事を決めなくては”という思いがありましたが、女優としての経験値や女優としての知名度はゼロ。 “声をかけていただけるお仕事はまず無いだろうな”、“自分から動かなきゃな”、と思って「オーディションを受けたい」と話をしていました。そして、タイミングよくこの作品のオーディションを聞いて「どうなるかわからないけど、やってみるだけやってみよう!」と、受けることにしました。

    ――実際にオーディションを受けてみていかがでしたか?

    【工藤遥】 オーディションを受けるのもモーニング娘。のオーディション以来だったんです。モーニング娘。の活動の中でオーディションは一切受けていなかったので。なので、芸能界を目指して受けるオーディションと、すでに芸能界で活動していて受けるオーディションは全然違いましたね。そういう意味でも、久しぶりのオーディションでものすごく緊張しました。こんなに緊張したのは久しぶりです。

    ――あんなに大きなステージに何度も立ってきたのに?

    【工藤遥】 そうなんです。日本武道館に立っているよりも緊張しました!(笑)

    ■卒業の余韻が抜けたら“忘れられてしまう” 「早く女優としての姿を見せなきゃ」

    ――その日本武道館で行われた昨年12月の卒業公演で「若手女優の方がたくさんいる今の時代、わざわざ飛びこむ必要はないのかもしれない」とお話しされていたのが印象的でした。その通りアイドルから女優になるのは一筋縄ではいかないと、ファンの皆さんも応援しながら見守っていると思います。1作目に賭けていた想いを教えてください。

    【工藤遥】 やっぱり応援してくださってる皆さんの前に、早く女優としての姿を見せなきゃなと思っていました。アイドルとして6年間やらせていただきましたけど、ソロだったわけでもないし、グループには他に魅力的な子もいっぱいいるし…。やっぱり目移りするのが人間だと思うんです。工藤遥が好きと言ってくれる方って、今までのアイドルの工藤遥が好きで、モーニング娘。が好きなんだと思うんです。そうなるとモーニング娘。じゃなくなった私に興味を持ってもらえなかったりとか、卒業の余韻が抜けてしまったら「忘れられてしまうな」と思っていました。

    ――先ほども、「卒業するまでに何かお仕事を決めなくては」と思って、オーディションを受けたとお話されていましたよね。

    【工藤遥】 なかなか出てこない人のことを何年も思い続けるって相当大変だと思うんです。よほどの強い想いがない限り、待ち続けるのってなかなか難しいことだなって。なので、1秒でも1分でも早くこの世界に女優として戻ってこなきゃと決めていました。オーディションも必死でしたし、“早く出演の情報解禁してくれー!”って思っていました(笑)。

    ――卒業公演の後にはブログで「卒業後の作品が決まりました」とお話しされていました。今作への出演も、卒業してからすぐに発表されてファンの方も喜んでいましたよね。

    【工藤遥】 そうなんです。まず、どんな形であれ何かしら決まっているということは伝えておこうという話になったってそのタイミングで報告しました。『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』への出演報告も、私がモーニング娘。時代から「やりたい」って公言していたスーパー戦隊シリーズだったので、昔から応援してくださっている方は喜んでくれたんじゃないかなと思います。

    ■18歳は大学なのか就職なのかの分岐点、女優を目指すには「早すぎない」

    ――とは言え、工藤さんは今年高校を卒業する18歳。「早すぎる」と言われてしまう決断でもあったかと思います。でも、若いからこそモーニング娘。に在籍した6年間と同じだけ女優として活躍してもまだ24歳。その若さをどのように生かしていきたいですか?

    【工藤遥】 そもそもモーニング娘。のスタートラインがあまりにも早かったので、6年グループにいてまだ18歳なんですよね。18歳の高校卒業のタイミングは、大学なのか就職なのか、人生の分岐点に立つ年齢。そう考えると、モーニング娘。を卒業するには早いかもしれないけど、女優を目指すなら多分、早すぎない年齢だと思うんです。どっちをとるかと言われた時に、女優を目指す方を取ったというのが今回の卒業の決断でした。

    ――改めて女優への思いが強く感じられますが、工藤さんはそもそもモーニング娘。愛が強い印象があります。今後、女優として活躍する上でいつかくる「元モーニング娘。」の肩書を取るべき時をどのように考えていますか?

    【工藤遥】 いつかはアイドルだったことを忘れてもらって女優として認識してもらわないといけないですよね。今はまだ、そうしないと何もできないというのもあって、「モーニング娘。OG」の肩書を私にとってプラスの要素として使わせてもらっていますが、しっかりと結果を残して「モーニング娘。OG」という肩書きがなくても活躍できるようになりたいです。そして、「モーニング娘。OG」であることが、私じゃなくてグループにプラスになる活躍ができるようにならなきゃいけないと思っています。

    ■アクションシーンもヒールで撮影!? 「余裕なんですよ、これくらいなら(笑)」

    ――女優としては1歩踏み出したところではありますが、アイドルとしてライブや舞台などで活躍してきて“見せる”ことはプロ。撮影が始まって、どんな時にアイドルをしていてよかったと思いますか?

    【工藤遥】 今回は衣装でヒールを履いているんですけど、変身後の衣装もヒールなんです。ヒールを履くスーパー戦隊は新しいと聞いたので、“だったらよりおしゃれに気を遣って、アクションもやりたい!”と思ってヒールを履いています。皆さん怪我とかを心配してくれるんですけど、頑なに「大丈夫です」って言っていますね。アイドル時代もずっとステージの上をヒールで踊って走り回ってきたので、“アイドル時代に培ってきたものだなぁ”としみじみ思っています。今では、スタッフの皆さんも慣れてきて「もともと踊っていたんだもんね」って言われるようになってきて、「そうなんです。余裕なんですよ、これくらいなら」と(笑)。

    ――動いているときの見え方まで意識できるのも、ステージで歌って踊っていたアイドル経験があるからですね。

    【工藤遥】 小さなプライドと言いますか、やっぱり見た目もきれいに見せたいですね。正直、現役時代は“一刻も早くスニーカーで踊りたい”とか、“早くこの靴脱ぎたい”とか思ってたんですけど(笑)。あの時ちょっと頑張ったおかげで今に生きているなって思います。

    ――逆に、アイドルの経験、舞台の経験だけではうまくいかないときはどんな時ですか?

    【工藤遥】 舞台は2時間通して役を演じ続けて、尚かつお客さんの前に立っているので、気持ちが切れることはないんですよね。でも、今は細かいカット割りがあって、セリフごとに演じ方も変わったりとか、何回もトライする時間があればあるほど戸惑うことも多いです。それに今まで舞台でやってきた役柄と全然違うし、ずっとグループで活動してきて、今はひとりで頑張っていかなきゃいけないですし…。正直、いろんなものを抱えながら手探り状態でやっています。

    ■スーパー戦隊シリーズに1年間出演「卒業後が勝負だったのが、次は来年が勝負」

    ――今はまだ戸惑うことも多いかもしれませんが、ルパンイエロー・早見初美花を演じる1年間をどのように過ごしていきたいですか?

    【工藤遥】 今はこうして、ドラマはもちろん映画にも1年間出演できて、アクションに挑戦したりアフレコに挑戦したりと、色んなことをやらせてもらえます。でも、やっぱり問題は1年後。この前までは卒業後が勝負だったけど、次は来年が勝負になります。この1年で頑張らなきゃいけないことがどんどん増えていくので、この勝負にかける想いと根性に、アイドルの経験もプラスしていけたら、より成長できるかと思っています。

    ――では、これから女優としてどのように活躍していきたいですか?

    【工藤遥】 もちろん女優として、若手女優の皆さんと肩を並べられるくらいになりたいという思いもありますし、ただ、“この歳だから”とか“この若さだから”とかではなく、いつまでもどんな役でも幅広く必要とされる女優さんになりたいです。アイドルから女優さんへ転身した先輩の真野恵里菜さんや、川栄李奈さんみたいに、常に主役を演じるだけでなくて、いろんな作品でいろんな人から支持される女優になりたいです。

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