「炙り〆鯖とポテトのソテー」(980円)、「カツオのユッケ」(680円)の青魚を使った2皿にはガメイ100%の『トゥーレーヌ・ルージュ キュヴェ・クニコ セカンド 2007年/ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ』(グラス800円)を。旨味たっぷりで、少しスパイシーなフレーバーが、青魚特有の風味としっくり調和する
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ちょっと一杯、美味しいワインと小皿のつまみで! 思い立ったらすぐに立ち寄れるバルが今、どんどんオープンしています。いつも賑やかで、お店の人も明るくアットホーム。
そんな中でも、ワイン王国が注目したのはこだわりワインが充実のバル。グラスワイン1、2杯、つまみ2、3皿の“ちょい飲み”にもいいバル。1人飲みもOKな気軽バル。
東京エリアのバルを巡る『TOKYOワインバル・クルージング』。今回は、住みたい街として人気が高く、新しいお店が続々とオープンしている「吉祥寺界隈」をクルーズ。老若男女、幅広い層が集まるこの街同様、ワインも料理も個性豊かなラインナップでお届けします。
■BIANCARA(ビアンカーラ)
井の頭公園駅の改札を抜けると、木の扉のこぢんまりしたバルが目に留まる。ここが、めくるめくビオワインの世界への入り口だ。
「もともと焼酎や日本酒などの和酒党で、ワインはあまり好きじゃなかったそれがある日、一口飲んだワインに衝撃を受けたんです」
ビオワインとの運命的な出合いを、店主の小平尚典氏はそう振り返る。そのとき飲んだイタリアの自然派ワイン『ラ・ビアンカーラ サッサイア』から店名を「ビアンカーラ」と命名した。
フランス、イタリア、日本のビオワインが常時約150種。ロワールを代表する自然派ワインの造り手で、残念ながら昨年この世を去ったクリスチャン・ショサール氏の代名詞ともいえる『パタポン』など定番のビオワインもあれば、函館の新進ワイナリー「農楽蔵(のらくら)ワイン」の『ノラポン・ルージュ』といった注目の日本ワインも。小平氏が休日に趣味の食べ歩きや飲み歩きで「発掘」し、自らの舌が納得したワインをそろえているという。リストはなく、壁にディスプレイされたボトルと解説をながめたり、小平氏とおしゃべりしたりしながら、その日の1杯、1本を選んでいく。
魚料理が充実しているのも、このバルが人気の理由。旬の新鮮な魚介類の滋味深い味わいと、ビオワインのやさしくも芯のある風味が心地よく寄り添う。「僕が魅せられたように、自然派ワインを通じて『ワインってこんなに素晴らしい』と伝えていきたい」と小平氏ははにかむ。ワインラヴァー、ビオワイン好きはもちろん、ワイン初心者にもお勧めの1店だ。
(文/中津海麻子 撮影/佐藤朗)
グラスワイン10〜12種650円〜 ボトルワイン約150種3600円〜
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「BIANCARA(ビアンカーラ)」
住所:東京都三鷹市井の頭3−31−1
TEL:0422−49−3032
営業時間:月〜土17:00〜0:00、日・祝15:00〜21:00
定休日:木曜
交通:井の頭公園駅改札出てすぐ
■この記事は、『ワイン王国』7月号に掲載されています。
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