(撮影 LOU MORA)
(撮影 LOU MORA)
(撮影 LOU MORA)
(撮影 LOU MORA)
(撮影 LOU MORA)
(撮影 LOU MORA)
(撮影 LOU MORA)
Little Napはただのカフェではない。サイズからするとコーヒースタンドと言えるだろう。代々木公園が見渡せるこのカフェは、東京のクリエーターが多く住む住宅地に位置する。最近、東京ではこういった座席数が限られたコーヒースタンドタイプのカフェが増えている。ここはオーナーの濱田大介さんが思い描くコーヒーの楽しみ方を形にした場所。現代的でありながらレイドバックな店のデザインは、ブーツ修理工房からインスパイアされたものだという。
濱田さんはハンドドリップももちろんお手のものだが、コーヒーとエスプレッソマシンのエキスパートでもある。彼のように、その日のコンディションに合わせてマシンを微調節することができるバリスタは希少な存在だ。
しかし、彼はコーヒースタンドのオーナー兼バリスタという肩書きだけでなく、多くの顔を持つ。取材当日は、なんとレコーディングスタジオのデザインに勤しんでいたほどだ。濱田さんは、音楽イベントのオーガナイズ、またコーヒーショップのプロデュースもしている。合羽橋のBridgeをプロデュースしたのも濱田さん。さらには原宿Vacant内にもコーヒースタンドを構えている。彼の店にはよく国内外のミュージシャンたちが訪れ、街の情報を交換し、いつも楽しい会話が繰り広げられている。
住所:渋谷区代々木5-65-4
電話:03-3466-0074
営業:9a.m.−7p.m. (月曜定休)
Kは“KOFFEE”のK、“KIOSK”のK、そして國友さんのK。オーナーバリスタの國友栄一さんは、長年コーヒー業界でいくつもの店舗を手がけてきた。そんな彼がオープンさせたテイクアウト専門のコーヒーショップ、Omotesando Koffeeは興味深い。
表参道の横道を入った小さな古民家を店としてそのまま使っており、客は木戸を抜け、玄関を土足で上がる。店内には赤いCimbaliのエスプレッソマシンが置かれた四角いカウンターが設けられ、そこで國友さんとスタッフが注文を受けてから1杯1杯丁寧にコーヒーを淹(い)れてくれる。ドリップコーヒーの人気が高い中、彼はマシンにこだわり、カプチーノとマキアートを提供する。
店内には座席はないが、グラス、陶器、紙のカップから選ぶことができ、小さな庭で飲むことも、紙のカップならテイクアウトも可能。店のキューブ型のロゴが入った白衣に身をまとった國友さんは、礼儀正しく几帳面。店の至るところにキューブ型のモチーフが散りばめられ、なんと焼き菓子もキューブ型。また、コーヒーの出がらしで作った小さな小物入れもプレゼントに最適。すぐに売り切れてしまうので、見かけたら早めに手に入れよう。
住所: 渋谷区神宮前4-15-3
電話: 03-5413-9422
営業:10a.m.−7p.m. (不定休)
表参道を歩いていると、“パンとエスプレッソと”と書かれた紙袋を持った人たちを見かけるかもしれない。これはOmotesando Koffeeの國友さんが手がけるカフェ・ベーカリーだ。小腹が減っているときや座ってコーヒーを楽しみたいとき、Omotesando Koffeeからすぐ近くのこちらの店を利用するといい。とんかつのまい泉とLotusカフェを通り過ぎると、焼きたてのパンの香りが漂い始める。
こちらの店には、Omotesando Koffeeのモチーフであるキューブ型の食パンも。暖かい季節は、外のテラス席が気持ちいい。コーヒーのレベルはOmotesando Koffeeの方が高いかもしれないが、ここBread, Espresso &でも注文を受けてからコーヒーを淹れてくれる。國友さんは表参道の交差点近くのCafe Kituneも手がけており、こちらは彼の友人のジルダ・ロアエックさんと黒木理也さんとともに経営している。
住所: 渋谷区神宮前3-4-9
電話: 03-5410-2040
営業:8a.m.-8p.m.
4〜5人でいっぱいになってしまう小さなコーヒースタンド、Be a Good Neighbor。カウンターの向こう側でコーヒーの楽しみ方を教えてくれるのは、フレンドリーなマネージャーの梶原正裕さん。取材に伺った日は、エチオピア産のとても薄いコーヒーをエアロプレスで淹れてくれた。薄いコーヒーからは想像できないくらいリッチでフローラルな香りで、他店の取材ですでに何杯もコーヒーを飲んできた我々には最高の1杯だった。
Be a Good Neighborの仕掛け人は、さまざまな分野でデザイン活動を展開するLandscape Productsの中原慎一郎さん。カリフォルニアの陶器メーカーであるHeath Ceramicsともつながりを持つLandscape Productsは、BE A GOOD NEIGHBORがある千駄ヶ谷小学校周辺に家具や雑貨を扱うショップのPlaymountain、カフェのTas Yard、キッズセレクトのChigo、紙プロダクトを取り扱うPapier Laboなども運営している。ゆっくり時間をかけてまわりたいエリアだ。
住所: 渋谷区千駄ヶ谷3-51-6
電話: 03-5770-3195
営業:8:30a.m.-6p.m.(月〜金)/ 11:30a.m.-5p.m.(土日、祝日)
かつて東京はコーヒーの値段が高いことで有名だった。しかし、コーヒーチェーン店が至るところに出現した今やコーヒーの価値はいかに。Cafe Bachは東京の下町、台東区にある創業40年の自家焙煎ドリップコーヒーの喫茶店。店がある泪橋周辺は、『あしたのジョー』の舞台としても知られ、現在は外国人バックパッカー御用達の安宿が軒を連ねる。
Cafe Bachは独自のコーヒー焙煎や抽出理論を構築し、今や日本中でコーヒーショップを営むオーナーたちを育ててきた。オーナーの田口護さんは、焙煎(ばいせん)方法やドリップコーヒーの淹れ方を教える無料のセミナーを開催し、全国のプロを目指す人たちの育成に力を入れている。昔ながらのドリップコーヒーの良さが見直されている今、田口さんの技術は多くの人に支持されている。是非とも、Cafe Bachに一度は足を運んでいただきたい。そしてセミナーに参加してみるのもいいかもしれない。
住所: 台東区日本堤1-23-9
電話: 03-3879-2669
営業:8:30 a.m.-9p.m. (金曜定休)
(ライター 江口研一)
(「KINFOLK」日本版1号より)
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