Fashion×Passion from NY

ツヤの魅力は夜ひらく

  • 文 吉川康雄
  • 2013年7月4日

写真:真夜中の撮影風景。暗い中で街灯とネオンに照らしだされる街の風景は、遊び心を刺激しますよね。モデルさんの艶肌もとっても魅力的でした真夜中の撮影風景。暗い中で街灯とネオンに照らしだされる街の風景は、遊び心を刺激しますよね。モデルさんの艶肌もとっても魅力的でした

写真:ネオン色に艶めく夜の艶肌はミステリアス。昼とはまた全然違った魅力ですネオン色に艶めく夜の艶肌はミステリアス。昼とはまた全然違った魅力です

写真:昼の艶肌。夏の太陽の下での艶肌は、健康的な色気があります。夜とは全く違いますよね昼の艶肌。夏の太陽の下での艶肌は、健康的な色気があります。夜とは全く違いますよね

写真:艶肌は、日中でも日陰の暗いところに行くと雰囲気が変わります。陶器のような艶はもっと女性的。こんなふうに、光が変わると艶も変わるのです艶肌は、日中でも日陰の暗いところに行くと雰囲気が変わります。陶器のような艶はもっと女性的。こんなふうに、光が変わると艶も変わるのです

 いや〜、ニューヨークはここのところ、とにかく暑いです!

 一歩も外に出たくない気分だけど、あいにくこの時期、秋冬のファッション撮影が真っ盛り。意に反して超多忙な日々を送っています。なぜか僕に入ってくる仕事は、屋外の灼熱の中でのロケばかり。日中の屋外での活動の連続で、完全にグッタリです。ホント、嫌になっちゃいますよねー。

 そんな中、ちょっと嬉しかったのが夜のロケの仕事。真夜中まで続いたのですが、涼しくて超快適でした。やっぱり夏は夜が最高ですね!夜遊びバンザーイな気分です。そして、その撮影では街灯やネオンの光だけでモデルさんを撮ったのですが、暗い中、淡い光で艶めいて浮かび上がる肌は、色っぽくてとってもきれいでした。実は艶肌は、夜、その実力を発揮するんです。日中が暑すぎる今の時期、夜の外出が楽しい本番。“暗くなるほど、きれいに艶めく”なんていいでしょう?

 そんな艶肌が美しく映えるベストスポット、いくつかご紹介します。

1.街灯の近く

 日本、ヨーロッパ、アメリカ、街灯の光の色はそれぞれ違いますが、どの街灯でもきれいに艶めきます。全身が照らされるので、顔だけが艶肌だとテカって見えますから、デコルテ、腕、足など、露出しているところはすべてを艶肌にするのがポイントです。

 僕がお薦めする艶加減は、ちょっと控えめにすること。夜の光はそれだけでもしっかりと艶めかせるので、ピカピカさせすぎない、ほどよい艶に抑えましょう。ヒールのあるサンダルの時は、足の甲も忘れずツヤツヤにして下さいね。

2.ネオンサインの近く

 ネオンの光が当たると、艶肌がネオン色に輝きます。ちょっとミステリアスな印象で、ドキッとするほど官能的に。だからリップにもグロスでさりげない艶を与えて下さい。ネオンの色がリップの上で光って、さらに官能的に見せますよ。

3.花火を見に行く

 もうこれは艶肌のために作られたイベントと考えてもらっていいでしょう。ポイントはデコルテと顔。肌がほんのり花火の色に艶めきます。花火大会では隣の人と結構至近距離。こんな時は質感に凝って、デコルテには少しラメのキラメキがあってもいいですよね。いろんな艶やキラメキを、状況に応じてアレンジしてみて下さい。しかも、大人の女性にとって花火を見上げているその顔の角度は、法令線が目立たないベストビューティーアングル。そんな横顔は見つめられる価値十分です。

4.ちょっと暗めの照明のレストランやバー

 テーブルの上にキャンドルや小さなライトがついていたら、艶肌の演出にはバッチリです。たとえばキャンドルライト。淡い光でちょっと下から顔を照らすので、影を上向きにしてリフトアップ効果を出すのです。そんな口角が上がって見えるリップには、絶対に艶グロスを忘れないで!キャンドルライトが、ハリのあるキラキラリップに見せてくれます。それに顔全体の艶感が加わると、キャンドルが立体効果となって小顔に見せ、ハリ感も出してくれる。大人の女性には最高ですよね!

 間接光も効果的です。カウンターやテーブルで、顔の位置より少し高めのところにライトがあったら、それはビューティーマジックライト。そのアングルから照らされるソフトライトは、間違いなくあなたを魅力的に見せます。こんなお店見つけたら、絶対勝負デート用にとっておきましょう。

 そんなふうに、光によって雰囲気が変わる艶肌。「夜、暗くなったらもう見えないから手抜きするの」なんて言わないで! 夜の艶肌の美しさを味方に、開放的な気分で夏のナイトライフ、楽しんで下さいね!

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PROFILE

吉川康雄(よしかわ・やすお)

メークアップアーティスト 1959年、新潟県生まれ。1983年から活動を開始し、ファッション誌や広告制作で活躍後、1995年に渡米。フリーランスとして各国のVOGUEなどの表紙をはじめ、著名ブランドの広告、コレクション、セレブリティのポートレイト用メークなど、幅広く活躍中。ヒラリー・クリントン国務長官や、カトリーヌ・ドヌーブらも手がけた。 約2年の準備期間を経て2008年3月からはカネボウのブランド「CHICCA」のブランドクリエイターを務め、素肌の美しさを引き出すナチュラルなツヤ肌にこだわったメイクを提案している。

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