メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

07月13日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

ぶかつ物語

馬術部 安城農林高校(愛知県安城市)

写真:「障害飛越」の練習をする部員たち=愛知県安城市池浦町 拡大「障害飛越」の練習をする部員たち=愛知県安城市池浦町

写真: 拡大

●絆を深めて 人馬一体に

 部員を乗せた馬が高さ80センチほどの横木(おうぼく)をヒョイと飛び越していった。「もうちょっと足を締めて」。近くにいた別の部員から指示が飛ぶ。「障害飛越(ひえつ)」の練習。手綱を引いて、馬を後戻りさせては何度も繰り返した。

 新入生を除くと、馬術部には2年生3人と3年生12人がいる。学校で飼育している馬は5頭だけなので、放課後の練習では交代で乗る。週に一度は外部から指導者が教えに来てくれるが、普段は部員同士でアドバイスをして腕を磨いている。

 部員のほとんどは初心者として始める。副将の瀬川大介君(3年)は「動物と触れ合える部活をしたい」と入部した。方向転換など馬を指示通りに動かせるまで4カ月近くかかった。急に走り出した馬に振り落とされたことも何度かあったという。それでも「障害物をうまく飛べた時の気持ちの良さが馬術の魅力」と話す。

 競技は二つある。横木など障害物をきちんと飛び越えて走らせ、正確さとタイムを競う「障害飛越」。歩く、曲がるといった馬の動きを正しく操る「馬場馬術」。ともに手綱や足の位置、体重の乗せ方など微妙な技術を要求される。

 杉村茉美さん(3年)は小学校6年から乗馬を始めた。今でも大会では、馬が指示通りに動かず、減点されることはよくあるという。「馬と通じ合って競技をすることが大事。課題を一つひとつ達成していくことは楽しいです」と説明してくれた。

 部員たちはただ練習をしているだけではない。交代で朝7時前に登校して馬への餌やりやブラッシングをする。練習後は馬体や蹄(ひづめ)の裏を洗い、休みの日も出てきて馬房(ばぼう)の掃除をする。杉村さんは「世話をすることは好きです。馬に接することで少しの変化にも気付いてあげられますから」。

 顧問の谷幸宗教諭(30)は「乗馬クラブに出かけて練習をしている学校もありますが、ここは生徒が直接、管理することで馬と信頼関係ができることが強み」と話す。

 学校は、授業に乗馬実習を採り入れているが、部の創立は2001年と新しい。全国大会には09年から7年連続で出場。昨年は3位に入った。瀬川君は「目標はこれまで以上の成績。プレッシャーはあるけれど毎日、気合を入れて練習していきます」。 (篠原あゆみ)

PR情報

ここから広告です

PR注目情報

名古屋報道センターから

身のまわりで起きたニュースや、記事へのご意見、ご感想もお寄せ下さい。メールはこちらから

朝日新聞 名古屋編集局 公式ツイッター

ここから広告です

広告終わり

ここから広告です

広告終わり

ここから広告です

広告終わり

注目コンテンツ

  • 写真

    【&w】カカドゥの不思議な野鳥たち

    ノーザンテリトリー〈PR〉

  • 写真

    【&TRAVEL】遊び心満載の豪華客船

    船上でサーフィン?〈PR〉

  • 写真

    【&M】TEPPEI×ハマ・オカモト

    自分に合った服装とは?

  • 写真

    【&w】劇場鑑賞券を3組6名様に

    「&w」読者プレゼント

  • 写真

    好書好日旅するように異国料理を作る

    宮崎あおいさん初の料理本

  • 写真

    WEBRONZAカーシェア急拡大

    今日の編集長おすすめ記事

  • 写真

    アエラスタイルマガジンこれぞ手軽な手土産の大本命

    手土産に縁起のよい「虎家喜」

  • 写真

    T JAPAN未来を変えるコスメ 第2回

    全米で話題の「CBDオイル」

  • 写真

    GLOBE+注目は年齢差だけではない

    マクロン大統領夫人の実像

  • 写真

    sippo絶滅の危機に瀕するトラ

    生態は猫とほぼ同じ

  • 働き方・就活

  • 転職情報 朝日求人ウェブ