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名古屋大学波多野学准教授 触媒反応開発

写真:名古屋大学波多野学准教授 拡大名古屋大学波多野学准教授

●物質結ぶ科学の「仲人」

 医薬品、合成繊維、プラスチック――。身の回りにある様々な物質を人工的に作り出すために重要な役割を果たす有機化学。物質と物質を結びつける「魔法の杖」「仲人」などと例えられる触媒の開発を手がける。

 一般になじみは薄いが日本のお家芸とも言われる。優れた触媒ができれば、「化合物を効率よく作れたり、副産物の量や毒性が減らせたりする。これまで世になかった新しい物質を作る道も開ける」。

 2011年、分子の狙った位置だけを反応させる「テーラーメイド触媒」を開発した。これまでの触媒では、一つの分子内で様々な場所が反応してしまったり、反応が止まらなかったりして、目的の物質が作れないことがあった。

 そこで、分子の立体的な特徴やでこぼこ、向きを考慮。袋状の構造を持った触媒を設計し、元になる物質が決まった向きで触媒の袋構造の中に入るようにすることで、特定の場所だけが反応できるようにした。

 触媒の設計には「03年から試行錯誤し、8年かかった」と話す。最近は、9段階の反応を要するところを、2度で作れる触媒も開発しているという。

 幼い頃は生物好き。高校で有機化学に出会い、化学構造式を美しいと感じた。以来、化学研究者の道を進む。今は一つひとつ触媒を設計しているが、「技術を蓄積し、必要な分子を作るための触媒を提案できるシステムを作りたい」。(月舘彩子)

■波多野 学さん(42)

東京都生まれ。2012年から名古屋大学准教授。学生時代はハーブや水草などの栽培に熱中。忙しさで栽培できなくなり、今は妻から「あなたは漂白が趣味よね」と言われるほど食器やシャツの漂白が好き。

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