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先端人

愛知工業大学 森田靖教授 有機化学

写真:森田靖・愛知工業大学教授 拡大森田靖・愛知工業大学教授

●夢の充電池 開発挑戦中

 携帯電話やパソコンに内蔵されているリチウムイオン充電池。広く普及する一方で、コバルトなどのレアメタル(希少金属)を原料に使い、高温で発火するなどの短所がある。高性能で安全性が高く、しかも安価で環境に優しい。そんな次世代充電池を実現しようと、有機化合物を材料に研究開発に挑んでいる。

 有機化学では反応を繰り返して化合物の構造を変化させ、新たな物質を自在に作り出す。このうち奇数個の電子を持つ有機分子「中性ラジカル」に着目し、常温でも安定している新たな素材を作製。従来型の充電池より電子をためる能力が高いことなどが分かった。「素材の特性の分析など学問としての基礎研究を学生たちと進めつつ、充電池開発の応用面を企業とがっちり組んで進めている」。5年以内の実用化が目標だ。

 高校では山岳部に所属。山登りへのアクセスがよく、「将来つぶしがきくだろう」と名古屋大理学部へ。2001年にノーベル賞を受ける野依良治教授(当時)の研究室に入り、博士号を取得するまで厳しい指導を受けた。

 14年には、新たに開発した化合物で核磁気共鳴(NMR)の信号を1万倍以上に高めることに成功。病気の検査などに使うMRIの小型化やコスト削減に貢献すると期待される。「有機化学が健康や医療にも役立つかもしれないと考えると面白い。若い人たちも楽しめる、わくわくするような研究に取り組みたい」(西川迅)

■森田靖さん(57)

 群馬県出身。大阪大准教授などを経て2014年4月から愛知工業大教授。カナダで化石が見つかった5億年前の古代生物が好きで、現地で調査するのが夢。「定年後は少し違う分野でチャレンジしてみたい」

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