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先端人

名古屋工業大学 平田晃正教授 医用工学

写真:平田晃正・名古屋工業大教授 拡大平田晃正・名古屋工業大教授

●熱中症対策 数字で示す

 コンピューター上で人体の生理応答を再現し、熱中症のリスクを予測する技術を研究している。太陽光からの熱量や気温などの情報をもとに、体温の上昇や発汗量を解析。「健康管理をする側は、この環境に何分いたらリスクが高まるのか知りたいはずだ。安全対策の目安を数字で示したい」

 2011年、炎天下の車内に子どもが置き去りにされると、13分ほどで熱中症になる危険があることを計算で明らかにした。昨年4月には、気象データと組み合わせ、年代や現在地などを選ぶと熱中症リスクや水分摂取の目安を自己診断できるシステムを作り、ネットで公開した。

 もともと携帯電話が出す電波が人体に与える影響を調べる技術を開発してきた。実は、こちらが「本職」で、国内外の安全基準づくりも主導してきた。8年前、「この技術を命にかかわる分野に使えないか」と考え、熱中症への応用に取り組み始めたという。

 大学で電波とプラズマの相互作用を研究していたが、人体の生理応答に興味があると気付き、以来、医学と工学の融合を目指す。

 電気刺激で神経が応答する様子も計算で再現できており、脳外科手術の事前診断などに役立つ可能性がある。今後も、学校や職場での熱中症予防の重要性は高まると見込まれる。「医学や公衆衛生学とつながることで、様々な利活用が期待できる。現実と同等に扱えるところまで計算の精度を高めていきたい」(西川迅)

■平田晃正さん(44) 

 岡山県生まれ。2016年から名古屋工業大教授。休日は4歳と6歳の子どもと公園に虫捕りへ。「勉強も大事だが自然から学ぶことが大きい」。熱中症に気を付け、早朝や夕暮れ時に行くという。

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