メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

09月19日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

見納め 名古屋城現天守

「丸八文様鯱還付真形釜」「市旗竿頭」 

写真:名古屋市中区の名古屋城 拡大名古屋市中区の名古屋城

写真:名古屋市中区の名古屋城 拡大名古屋市中区の名古屋城

 名古屋城のシンボルといえば、天守の屋根に輝く「金の鯱(しゃちほこ)」だ。今の金シャチはコンクリート製の現天守が再建された1959年に復元されたもの。江戸時代の名古屋城を記録した「金城温古録」は、元々の金シャチには慶長大判1940枚分の金が使われたと伝えるが、含まれていた金の量は明確には分からないという。

 金シャチは1945年の空襲で天守とともに焼け落ちた。空襲を避けるために地上に移す作業の途中だったという。爆風により、ウロコは周囲の松林まで吹き飛ばされた。一部が現在、天守内で展示されている。

 終戦後、金シャチは重さ6・6キロの燃えがらになって残った。進駐軍に接収されたが、67年に名古屋市に返還された。市は精錬で取り出した約4キロの金から、二つの記念品を作った。

 「丸八文様鯱還付真形釜(まるはちもんようしゃちかんつきしんなりがま)」(金の茶釜)は、高さ22・3センチ、直径25・2センチ。重さ4・2キロのうち3・8キロが金で、純度は91・6%だ。複製も二つ作られ、うち一つでたてた茶を城内の「二の丸茶亭」で毎週金曜に飲むことができる。

 残った金でめっきを施した「市旗竿頭(かんとう)」は高さ16センチ、奥行きと幅は11・6センチ。竿頭とは市旗の先につける飾りで、金シャチの形をしている。過去には、実際に旗につけて展示したことがあるという。

 市の小西恒典学芸員は「大きく形を変えたとはいえ、使われているのは初代金シャチの金です。戦後の名古屋城の歴史を記録する資料は少なく、その意味でも非常に貴重です」と話す。普段は城内で厳重に保管されているが、現天守が入場禁止になる前日の5月6日まで特別展示中だ。(関謙次)

PR情報

ここから広告です

PR注目情報

名古屋報道センターから

身のまわりで起きたニュースや、記事へのご意見、ご感想もお寄せ下さい。メールはこちらから

朝日新聞 名古屋編集局 公式ツイッター

ここから広告です

広告終わり

ここから広告です

広告終わり

ここから広告です

広告終わり

注目コンテンツ

  • 写真

    【&w】カカドゥの不思議な野鳥たち

    ノーザンテリトリー〈PR〉

  • 写真

    【&TRAVEL】遊び心満載の豪華客船

    船上でサーフィン?〈PR〉

  • 写真

    【&M】TEPPEI×ハマ・オカモト

    自分に合った服装とは?

  • 写真

    【&w】劇場鑑賞券を3組6名様に

    「&w」読者プレゼント

  • 写真

    好書好日旅するように異国料理を作る

    宮崎あおいさん初の料理本

  • 写真

    WEBRONZAカーシェア急拡大

    今日の編集長おすすめ記事

  • 写真

    アエラスタイルマガジンこれぞ手軽な手土産の大本命

    手土産に縁起のよい「虎家喜」

  • 写真

    T JAPAN未来を変えるコスメ 第2回

    全米で話題の「CBDオイル」

  • 写真

    GLOBE+注目は年齢差だけではない

    マクロン大統領夫人の実像

  • 写真

    sippo絶滅の危機に瀕するトラ

    生態は猫とほぼ同じ

  • 働き方・就活

  • 転職情報 朝日求人ウェブ