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10月17日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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先端人

名古屋市立大 山中淳平教授 コロイド科学

写真:山中淳平・名古屋市立大教授 拡大山中淳平・名古屋市立大教授

●光操る微小粒子を研究

 大きさが1マイクロメートルほどの微小粒子が液体に浮かぶ「コロイド」。そのコロイド粒子が規則正しく結合し、特定の構造を作ると、光を内部に閉じ込める機能を持つと考えられている。その条件や構造を調べ、光通信などに役立つ新たな材料の研究開発に取り組む。「世界的に競争が激しくなっている。実現できれば、光を操って透明化する光学迷彩の技術も可能になるかもしれない」

 実験に使う二酸化チタンの粒子は、地上では重力の影響で沈殿し、きれいな構造ができない。重力がわずかな国際宇宙ステーション(ISS)なら規則的に並んだ集合体を作りやすい。今年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の新たなプロジェクトに採用が決まり、2019年秋の打ち上げに向けて準備を進める。

 ISSでは宇宙飛行士が実験棟「きぼう」で2種類の粒子を液体中で混ぜて固める。現在は、ISSに運ぶ試薬の耐久性などの試験を重ねる。

 幼いころから図鑑や科学雑誌を読んでいた。大学院では、生命の元となるアミノ酸の生成や合成の研究に取り組んだ。「何も無いところから物ができるところにひかれた」

 コロイド結晶は粒子同士がくっつき構造を作る様子を自分の目で観察できるのが魅力。ただ、どんな条件がそろえば構造が生じるのか、詳しい仕組みは分かっていない。「混沌(こん・とん)とした状態から構造ができ、機能が生まれる。その法則を明らかにしたい」(西川迅)

■山中淳平さん(57)

 京都市生まれ。2009年4月から名古屋市立大学教授。趣味はゴルフで、先輩の研究者と楽しむ。最近、健康を考えるようになり、近郊の低山ハイキングを始めた。

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