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先端人

中部大 長谷川浩一准教授 応用昆虫学

写真:長谷川浩一・中部大准教授 拡大長谷川浩一・中部大准教授

●寄生の研究 ゴキブリも

 地球上では多種多様な生物が互いに関わり合いながら共存し、自然のバランスを保っている。植物や動物にすみ着く「線虫」という生物などに着目し、寄生・共生関係の仕組みや進化の過程の解明に挑む。

 学生時代から研究してきたのが、松枯れ病の病原体のマツノザイセンチュウ。病気のメカニズムを明らかにする基礎研究を進めつつ、ドローンの撮影画像から病気の広がりを予測する手法の開発に取り組む。

 全国の森林や公園、牧場に足を運び、昆虫や動物のふんを採取して実験室に持ち帰る。「野外の面白い現象を抽出し、どんな意味があるのかを遺伝子レベルで見るのが目標」だ。

 今年1月、ゴキブリの脱皮に関わる遺伝子を発見し、その働きを阻害するのに成功したと論文で発表した。遺伝子の断片を注射し、特定の遺伝子の働きを抑える「RNA干渉」という手法を駆使した研究で、新たな殺虫剤の開発につながると期待される。「3億5千万年も生きながらえ、生物として学ぶ点が多い。次はゴキブリに寄生する虫との関係性を調べたい」

 少年時代は生物の本を読むのが好きだった。大学に入り、キノコや樹木に詳しい先輩に山へ連れられ「自然に学ばせてもらった」。

 グローバル化や温暖化で外来種の脅威は増大し、震災時の病害虫の防除など衛生環境を守る重要性を感じる。「教育を通して人材を育てることも研究室のミッションとして進めたい」(西川迅)

■長谷川浩一さん(40)

 三重県で生まれ、兵庫や鹿児島などで育つ。2016年から中部大准教授。休日は、折りたたみカヤックと釣りざおを携えて琵琶湖へ。「釣れなくても自然と一体となれたら、それだけで満足です」

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