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08月18日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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先端人

三重大 宮崎多恵子准教授 環境生物学

写真:宮崎多恵子・三重大准教授 拡大宮崎多恵子・三重大准教授

●島の活性化に イカを

 ヒトを含む脊椎(せき・つい)動物は情報の大半を視覚から得ている。魚は種類によってすむ水域、水深などの生息環境、食べるえさも様々。魚の目を調べて、どの方向の視力や色覚が発達し、どんな環境や行動に適応しているかを探っている。

 瀬戸内海沿岸で生まれ、父が漁師で船や魚が身近な環境で育った。航海士をめざして東京水産大(現東京海洋大)に入り、免許を取得して就職活動に臨んだが、門前払い。「女性がなれる時代ではなかった」

 進学した大学院で魚類行動学の研究にのめり込み、研究者の道へ。釣り好きの学生の希望で始めたイカの研究は、イカが見やすい発光色でできた専用ルアーの開発の監修につながった。謎の多い深海魚の飼育技術の研究にも取り組む。

 近年、力を入れるのが、アオリイカの一種で種子島や屋久島、奄美大島で取れるアカイカの研究。大学の海洋船で現地に足を運び、漁師らと協力しながら産卵場所や孵化(ふ・か)水温などの解明を進める。

 アカイカは肉厚で刺し身は甘みが強く美味。その知名度を上げようと料理研究会の開催や紹介冊子の作製など島の活性化に携わる。「環境を破壊せず、イカを資源として増やす。観光客が訪れ、漁師も潤う。そのモデルケースにしたい」

 海に囲まれた日本周辺の海洋環境を回復させ、漁業資源を取り戻し、その上で必要な分だけ漁獲を得ることが大事だと考える。「沿岸漁業を復活させるのが夢」(西川迅)

■宮崎多恵子さん(54)

 愛媛県生まれ。第35次南極観測隊員、放射線医学総合研究所研究員などを経て、2003年から三重大准教授。航海中は実験準備で時間が取れず、そろえた釣り道具は家に置きっぱなしに。「ぜひ釣りをしたい」

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