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分子科学研究所 近藤美欧助教 金属錯体

写真:近藤美欧・分子科学研究所助教 拡大近藤美欧・分子科学研究所助教

●人工光合成の実現めざす

 植物は太陽光や水、二酸化炭素から光合成で化学エネルギーとして炭水化物などを生み出している。人工光合成の技術は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を減らし、クリーンなエネルギーになると注目されている。人工光合成の反応を促す触媒として「金属錯体(さく・たい)」と呼ばれる化合物を新たにデザインして作り出す研究に取り組む。

 人工光合成を実現するうえで重要な酸素を発生させる反応で、鉄を含んだ金属錯体を開発し、2016年、英科学誌に論文を発表。自然の光合成では反応が毎秒400回起きるが、今回の技術では1900回と高い反応速度が得られた。

 光合成の反応では光の吸収やエネルギー変換などの機能を備えた化合物が必要になる。「金属錯体は分子の構造を設計しやすく、反応を精密に制御しやすいのが利点。一つの錯体に複数の機能を持つような触媒を作りたい」

 小学校の自由研究で実験の楽しさに気付き、理系に進んだ。大学で酸や熱で色が変わる金属錯体の特徴に魅せられ、研究テーマに決めた。その後「基礎学問だが将来的に社会に役に立つ視点も取り入れたい」と人工光合成の世界に飛び込んだ。

 化学反応を予測して化合物を設計するが、狙った結果が得られることはまれ。そんなときも作った化合物の性質を端から端まで調べ尽くす。「予測がつかない現象も多いが、そこから新たな法則が見つかるのも面白い」(西川迅)

■近藤美欧さん(39)

 父親の仕事の関係で旧西ドイツで生まれ、愛知県豊橋市で育った。2011年から分子科学研究所助教。趣味は、学生時代に始めたハローキティのご当地グッズ集め。出張先など国内外で入手したキーホルダーなど300個ほどを所有している。

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