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先端人

名大助教 飯田敦夫さん 動物形態学

写真: 拡大

 ●未知の胎生魚 多様性探る 

 すべての魚が卵を産むわけではない。母親のおなかの中で育ち、大きくなって出てくる「胎生」もいる。研究しているのは、そんな胎生魚だ。「人類が知らなかった知識を積み上げる。魚の図鑑を少しでも充実させたい。そこにはロマンしか感じない」

 父は三重県の津市、母は二見町(現・伊勢市)の出身。海や川、田んぼが近くにあり、生き物に興味を持った。名古屋大でメダカを扱い、京都大で胎生魚の研究を始めた。胎生魚は世界各地に生息するものの、研究者は数えるほど。「自分が研究しないと、誰もやらない」とのめり込んだ。

 今年10月には、メキシコ原産の胎生魚ハイランドカープが、おなかの中の子どもに「ビテロジェニン」と呼ばれるたんぱく質を栄養として与えていることを明らかにし、米国科学アカデミー紀要に報告した。

 生き物が子孫を残す戦略は様々だ。生き物が多い環境にすむ胎生魚は、「卵をばらまいて食べられてしまうより、母親がコストをかけて大きくしてから出す方が生き延びやすいのだろう」と説明する。

 研究室では水槽で100匹以上の魚を飼っている。まだまだ増やすという。「生き物の多様性を調べ、論文に記載していく。50年後か100年後か分からないが、いつの日か誰かがその知識を必要とするかもしれない」と期待している。(木村俊介)

 ■飯田敦夫さん(42)

 名古屋市出身。名古屋大学大学院理学研究科を修了後、京都大学再生医学研究所助教などを経て、2019年9月から現職。高校ではラグビー部。ワールドカップでは豊田市や大阪・花園に試合を見に行った。

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