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農業経営支援会社 生駒祐一代表

写真:テラスマイルの生駒祐一さん 拡大テラスマイルの生駒祐一さん

■IT データ分析し収穫助言

 「産地全体の競争力を数値化するにはどうすれば」「農家の経営力の向上につなげるには」。ITを駆使して農業経営を支援するテラスマイル(宮崎市)の代表の生駒祐一さん(38)のもとには、自治体や農協から問い合わせが相次ぐ。

 東京のシステム会社から農業の世界に飛び込んだ。5年前、勤務先が出資する宮崎のトマト農園の経営再建を任されたのがきっかけだったという。

 「農業には『良いものをつくり、後は市場任せ』という意識が強い」と生駒さん。天候次第で価格の変動が大きいため、農業では収益の予想が難しい。これが経営感覚が育たない一因になっていると考えた。

 2014年4月にテラスマイルを設立。ビッグデータなどITを使って「稼げる農業」づくりをめざす。全国の主な青果市場の価格を解析して市況を予測。最適な収穫期や出荷先を助言するなどして経営を支援する。

 社名は、1兆倍を示す「テラ」に、地域で多くの情報(データ)が集まっていた「寺」の意味を込めた。社員は生駒さんを含めて4人だが、他にも生駒さんの知人で統計学やITなどの専門家がサービス開発で協力する。

 データを蓄積し、支援の実績を積み上げていくのはこれからだ。「農業が稼げる産業になれば、若い担い手も増え、耕作放棄地も少なくなる。地域活性化の好循環に貢献したい」(長崎潤一郎)

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