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みちのく経済【挑む】

「もったいない」地域資源を活用

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 ●「陽と人」社長(福島県・国見町) 小林味愛さん(30)

 7月に日本総研を辞めて、福島県国見町で株式会社「陽と人」を立ち上げました。「もったいない」地域資源を価値化する会社です。今は東京と福島の両方に拠点を設け、行き来しながら事業を進めています。

 最初に目をつけたのが、地域の基幹産業である果樹栽培です。規格外となった桃を東京都内で販売したり、化粧品の原料に加工したりしています。これからは柿やリンゴで同様の事業を行います。

 起業のきっかけは、東京で地域活性化を考えていても限界があると感じたからです。地域に根付き、人と人との関係を大事にした仕事をやりたい。社会人1年目に東日本大震災が起き、福島には強い思い入れがあります。国見町は日本総研のプロジェクトで関わりがあり、「居心地が良い」と直感しました。

 今後は、農業だけでなく観光振興にも挑戦したい。国見町には宿泊施設がほとんどありません。一方で、空き家は200軒くらいあり、ゲストハウスとして活用できます。農業体験やサイクリングなど地域の資源をいかした体験型コンテンツを提供していきたい。

 会社の定款で、会社の利益は一定程度、地域に再投資すると定めました。教育分野に投資したいと考えています。

 国見町も含めて地方は国の交付金や補助金に財政を依存しています。それにもかかわらず、やらなくてもいい事業をやっている場合がある。民間のプレーヤーがビジネスを続けながら、公益に貢献する仕組みを10年かけて作っていきたいと思っています。(聞き手・小泉浩樹)

 ◆こばやし・みあい 1987年、東京都生まれ。慶大卒業後、国家公務員、日本総研を経て、今年8月、「陽と人」を設立。社名は地域の人を照らす存在になりたいとの思いを込めた。

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