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09月20日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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お湯ぶら

県北編(5) 鷲倉温泉(福島市)

写真:酸性泉「岩根の湯」 拡大酸性泉「岩根の湯」

写真:白濁した弱硫黄泉 拡大白濁した弱硫黄泉

写真: 拡大

 ●鉄分豊富 味はレモン水

 福島市街地から国道115号を土湯峠に向かう。東鴉川(ひがしからすがわ)トンネルを抜けたあたりで右に折れる。鬼面山下の小峠古戦場跡を過ぎると、硫黄の臭いが漂いはじめ、土湯峠温泉郷に入ったことを教えてくれる。野地温泉、新野地温泉を通り過ぎ、鷲倉温泉が現れた。

 鷲倉温泉高原旅館は標高1230メートルにある日本秘湯を守る会の宿。安達太良山と吾妻連山の境にあり、目の前にブナの原生林が広がっている。

 土湯峠温泉郷は白濁し、硫黄の臭いがする弱硫黄泉が有名だ。加えて、鷲倉温泉では鉄分が豊富な酸性泉「岩根の湯」にも入ることができる。

 酸性泉はpH2・7、源泉温度60・2度。入り口に飲泉場があり、口に含むとレモン水のように酸っぱい。殺菌効果があることから、一般的に傷に効くと言われている。

 おかみの後藤和子さんは「岩根の湯は夏になると赤っぽくなります。白いお湯も日によって濃さが変わり、緑がかる日もあるんです」と話していた。

 この温泉旅館を後藤家が経営するようになったのは昭和30(1955)年ごろから。冬は雪に閉ざされる。東日本大震災前までは年始まで営業していたが、震災後は宿泊客が減り、今では11月に閉め、4月にオープンする。

 大正時代中頃にはすでにこの場所に旅館があった。昭和13(1938)年4月29日の朝日新聞に、前日に起きた出来事が載った。地震の後に土砂と雪が崩れ、4人の犠牲者が出た。雪深い地ゆえの悲劇だった。(菊池功)

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