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地方選【福島の針路 2018知事選】

相乗りの中 主導権争い

写真:懇談会で根本匠・自民県連会長(右)のあいさつを聞く内堀雅雄知事(左)=福島市 拡大懇談会で根本匠・自民県連会長(右)のあいさつを聞く内堀雅雄知事(左)=福島市

 ●党派色排したい内堀氏だが―

 10月の知事選は、立候補を表明した内堀雅雄知事を共産以外の与野党が前回同様、相乗りで支援する構図となりそうだ。内堀氏は党派色を排した支援を求めているが、相乗り陣営内では、知事選の主導権を巡り、「本流与党」と「本家本元」のつばぜり合いが始まっている。

 ●本流与党 自民「二人三脚」強調

 21日夜、自民県連が開いた所属県議の懇談会に、その日の午後に再選出馬を表明した内堀氏が招かれた。

 開会のあいさつで、県連会長の根本匠衆院議員は「福島の復興は国政。政権党たる自民党が内堀県政と二人三脚で復興を進める」と述べ、「自民県連は内堀県政の『本流与党』だ」と力を込めた。

 根本氏が強調した「本流与党」という言葉の裏には、前回の知事選での苦い対応がある。

 自民県連は旧民主の参院議員を経て知事になった佐藤雄平氏への反発を強め、元日銀福島支店長を擁立しようとした。

 だが、「勝てる候補」を求める党本部の指示で擁立を断念。結局、当時の民主県連などが佐藤県政の後継者として支援を決めた内堀氏を、後追いで支援する形となり、知事選の主導権を握れなかった。

 自民は今回の知事選を「県政の責任を負う政党は自民であることを示す機会」と位置づけ、政権党と復興事業推進との関係を持ち出し、内堀氏との「近さ」のアピールに余念がない。県関係者は「知事選をテコに、今後の県議選や国政選挙への勢いをつけたいのだろう」と分析する。

 ●本家本元 旧民主存在アピール

 一方、旧民主の流れをくむ国民民主。24日、国民民主の幹事長代行で県連代表の増子輝彦参院議員は、福島市で街頭演説し、「私たちは『本家本元』という自負を持ちながら、両輪となって福島復興再生のために歩んでいただく環境を全力で作る」と、内堀氏支援への意気込みを示した。

 前回は、旧民主県連や社民県連合、連合福島などによる「4者協議会」が内堀県政誕生を主導。今回も同じ枠組みで支援する。

 現在、国民民主の県議は12人で自民の半数に満たない。昨年の旧民進の分裂以降、党勢がなかなか回復しないなか、内堀氏の再選を実現することで、存在意義をアピールしたい考えだ。

     ■   ■

 一方、当の内堀氏は冷静だ。「復興を進めるうえで政党の垣根はない。福島県民党という枠組みで応援していただければありがたい」と前回同様、推薦は受けない考えだ。県幹部は「4年間、知事は分け隔てなく政党に対応してきた。これからも変わらない」との見方を示す。

 与野党の思惑が交錯するなか、自民関係者からも「こんなことで張り合うなんて、県民にとってはどうでもよいこと」との声が漏れる。県幹部は「つばぜり合いはいずれ沈静化する。だって県民は誰も喜ばないから」と話した。(深津弘、小泉浩樹)

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