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09月21日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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お湯ぶら

県中編(1) 二岐温泉 大丸あすなろ荘

写真:露天風呂(男湯) 拡大露天風呂(男湯)

写真:自噴泉甌穴岩風呂。丸く見えるのが甌穴 拡大自噴泉甌穴岩風呂。丸く見えるのが甌穴

写真: 拡大

 ●もとは川床 希少岩風呂/二岐温泉 大丸あすなろ荘(天栄村)

 露天風呂に体を沈め、渓流のせせらぎを聞き、ブナ林をわたる風を楽しむ。清流・二岐川に接する大丸あすなろ荘は、そんなぜいたくが許される。

 内風呂と屋根付きの半露天がある。川のわきには男女の露天がある。加えてお湯が地下から湧き出している自噴泉の岩風呂がある。

 泉質はいずれも、鎮静効果があり、「傷の湯」とも言われるカルシウム−硫酸塩温泉だ。

 川のわきにある露天風呂は魅力的だが、珍しいのは岩風呂だ。正式名称は「自噴甌穴(おうけつ)岩風呂」という。

 もともと川床だったという湯船の床に、三つのくぼみがある。温泉の噴き出しで小石が踊り、川床を少しずつ削った名残だ。「甌穴」といい、その珍しさから全国各地で天然記念物となっている。

 大丸あすなろ荘の歴史は古い。平安時代にさかのぼる。安和2(969)年、皇位継承をめぐる政変「安和の変」で都を追われた貴人が、甌穴から吹き出す温泉を見つけたのが始まりとされている。

 もともとの屋号は大丸屋だったが、1964年に雪で一部が倒壊。建て直し機に「大丸あすなろ荘」と改名した。その命名は昭和天皇の弟・故高松宮宣仁さまだったという。

 館主の佐藤好億さんは、全国の秘湯の宿が参加する「日本秘湯を守る会」の会長だ。「二岐温泉は森の恵みです。お客さんに温泉を楽しんでいただくために、森を守るのが私たちの仕事です」と言う。(菊池功)

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