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お湯ぶら

県中編(2) 休石温泉 太田屋(郡山市)

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 ●義家も一息 昔は湯治場

 源八幡太郎義家に関する伝承は全国各地にあるが、県内にもゆかりの地は多い。郡山と会津を結ぶ峠のひとつに三森(さん・もり)峠がある。その郡山側の入り口、「休石(やすみ・いし)」の地名もその一つだ。

 奥州征伐に向かう義家が逢瀬(おう・せ)川沿いを歩いていて温泉を見つけ、そのとき腰掛けた石が「休石」。この石が、温泉を経営する太田屋の敷地に今もある。

 義家が休石に来たのは「前九年の役」のときだ。義家の父親が、北東北で権勢を誇った安倍氏と戦った戦役のことで、1050年代に起きた。そうだとすると、休石温泉の開湯は千年近く前ということになる。

 太田屋の7代目國井正浩さん(53)は「太田屋がこの温泉の経営権を買ったのが、180年前」。明治維新より30年も前のことだ。以来、温泉を守っている。

 昔は湯治場だった。田植えなど農事の節目のお祝い「さなぶり」「馬鍬(ま・ぐわ)洗い」では、盛大な宴会が開かれた。峠道が舗装され、トンネルもできた今の時代は、山あいの一軒宿として宿泊や日帰り入浴を楽しむ人たちがやって来る。

 源泉掛け流しのお湯は無色透明だが、硫黄のにおいがやわらかく立ち上る。男女とも内湯と露天がある。谷間にある温泉のため、外の景色は緑一色だ。

 泉温は約33度のため、加温している。天候や外気温によって温度を変え、猛暑日の露天ぶろは36度程度。のぼせず、長い時間、お湯につかっていられるようにという気遣いだ。(菊池功)

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