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お湯ぶら

会津編(5)大塩裏磐梯温泉 米澤屋

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 ●大塩裏磐梯温泉 米澤屋(北塩原)/塩分も刺激も 心地よく

 会津と米沢、二つの盆地を結ぶ米沢街道の旧「大塩宿」。川べりにある米澤屋に、三角形の湯船がある。敷地に合わせて建物を造り、その角に湯船を置いたため、三角になった。広くはない。入れるのは大人4人がせいぜいだろう。

 体を沈めると、チクチクする。湯に溶けた塩が傷を見逃さないからだ。でも、刺激はソフトだ。海水の塩分濃度は約3%だが、この温泉は1・2%だからだ。

 長く湯につかっても、指の皮がふやけない。体の成分と温泉の濃度が釣り合っているのだろう。

 なんといっても体が温まる。3代目湯守の五十嵐秀二さんは「お年寄りに、夜のトイレの回数が減ったと喜ばれています」という。

 湯船の枠がざらつく。塩かと思ったら、塩化カルシウムの結晶という。源泉から湯を運ぶパイプも塩化第二鉄など温泉成分によって目詰まりしてしまい、年に2回も交換している。

 塩井は1200年前に現れた。温泉によくある弘法大師伝説だ。「塩がなくて困っていた老婆のために弘法大師が護摩をたき……」。事実かどうかはさておき、海から遠い山奥で塩は貴重だったに違いない。

 もともとは「北塩原温泉」と呼ばれていた。しかし、栃木県の塩原温泉の北側にあると勘違いされた。思い切って1972年、場所がわかるように大塩裏磐梯温泉に改名した。

 今ある温泉旅館は2軒。湯治場だったが、裏磐梯に近いため、トレッキングや山歩きの客が増えた。(菊池功)

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