メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

09月20日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

地方選

白河市長に鈴木氏4選

写真: 拡大

写真:4選が決まり、バンザイをする鈴木和夫氏=白河市大手町の選挙事務所 拡大4選が決まり、バンザイをする鈴木和夫氏=白河市大手町の選挙事務所

 白河市長選は7日投開票され、無所属現職の鈴木和夫氏(69)が、無所属新顔で元大信村議の国井明子氏(75)を破り、4選を果たした。投票率は過去最低の59・27%(前回63・60%)だった。

 同市大手町の鈴木氏の選挙事務所。当選確実の連絡が入ると、支持者たちから大きな拍手が起こった。万歳三唱などをした後、鈴木氏は「今後の4年間は少子高齢化や地域経済の問題など大変厳しい時代になる。4期目は過去12年より重い。子どもたちの将来を見据えながら市政運営をし、新しい白河を作っていきたい」などと語った。

 鈴木氏は今年3月、立候補を表明。選挙戦では東日本大震災からの復興や企業誘致、歴史と文化を生かしたまち作りなど3期12年の実績に加え、人口減少や少子高齢化などに注力していくことを訴えた。

 一方、国井氏は鈴木市政の刷新を訴え、先月18日に立候補を表明した。健全な学校教育や幸福なまちづくりなどの考えを掲げたが、浸透しなかった。

 ● 解説/続く人口減 6万人割る 従来の発想超えた政策必要

 今回の白河市長選は鈴木和夫市長の3期12年をどう判断するかという「信任投票」の色合いが濃い選挙だった。選挙結果は、鈴木氏が主導してきた各種施策や行政手腕を、多くの市民が評価したことを示した。

 鈴木氏は元県職員としての行政経験を土台に、手堅い仕事ぶりで結果を残してきた。1市3村が合併した後の2007(平成19)年7月に初当選。新白河市としての一体感の醸成に配慮しながら、財政再建や歴史と文化を生かしたまち作り、白河文化交流館「コミネス」など中心市街地の整備、大震災で被災した小峰城跡の石垣修復を進めた。

 雇用確保のための企業誘致を積極的に実現。中小企業の振興や子育て世代に対する支援、移住・定住促進、近隣自治体との連携による病児保育施設の整備などにも取り組んだ。

 だが、この12年間、市の人口の漸減傾向に歯止めはかからず、今年4月、初めて6万人を割り込んだ。

 「人口減」は全国に共通した課題だ。鈴木氏も栃木県北部を含めた近隣自治体との連携や若い人材の育成に着手する。しかし、他自治体でも明確な対処法が描けていない難題だけに、これまでの行政手法だけでなく、市民や民間企業、さらには海外を含めて意見交換を進めるなど、従来の発想を超えた形での政策の試行が求められるのではないか。

 多くの市民からの信任を集めた4期目は、県南地域の中核自治体のリーダーとしての真価が問われる4年間でもある。(見崎浩一)

PR情報

ここから広告です

PR注目情報

福島総局から

「福島アサヒ・コム」は朝日新聞福島版の記事から、最新のニュースや身近な話題をお伝えします。
福島総局へのメールはこちらへ

朝日新聞 福島総局 公式ツイッター

注目コンテンツ

  • 写真

    【&w】カカドゥの不思議な野鳥たち

    ノーザンテリトリー〈PR〉

  • 写真

    【&TRAVEL】遊び心満載の豪華客船

    船上でサーフィン?〈PR〉

  • 写真

    【&M】廃虚の朽ち果てていく美しさ

    「変わる廃墟展 2019」

  • 写真

    【&w】劇場鑑賞券を3組6名様に

    「&w」読者プレゼント

  • 写真

    好書好日旅するように異国料理を作る

    宮崎あおいさん初の料理本

  • 写真

    WEBRONZAカーシェア急拡大

    今日の編集長おすすめ記事

  • 写真

    アエラスタイルマガジンこれぞ手軽な手土産の大本命

    手土産に縁起のよい「虎家喜」

  • 写真

    T JAPAN未来を変えるコスメ 第2回

    全米で話題の「CBDオイル」

  • 写真

    GLOBE+注目は年齢差だけではない

    マクロン大統領夫人の実像

  • 写真

    sippo絶滅の危機に瀕するトラ

    生態は猫とほぼ同じ

  • 働き方・就活

  • 転職情報 朝日求人ウェブ