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高校野球【第101回全国高校野球選手権 福島大会】

監督から最後のメッセージ(1)

写真:(上)「今まで本当にありがとうな」。主将の遠藤民生君(3年)を抱きしめて泣く磐城の木村保監督(下)本田朋亮監督の話を聞く白河実の選手たち=白河 拡大(上)「今まで本当にありがとうな」。主将の遠藤民生君(3年)を抱きしめて泣く磐城の木村保監督(下)本田朋亮監督の話を聞く白河実の選手たち=白河

写真:(上)郡山東・六角孝夫監督(下)新地・大越徹也監督 拡大(上)郡山東・六角孝夫監督(下)新地・大越徹也監督

 ● 福島大会1.2回戦を終えて

 第101回全国高校野球選手権福島大会(県高野連・朝日新聞社主催)は1、2回戦が終わり、参加75チームのうち43チームが敗退した。本当は負けたくなかった。ただ、その悔しさや流した涙から学ぶこともある。試合後、監督が選手らに向けた思いを各球場の担当記者が取材した。

 ● 磐城・木村保監督(48)(5―6白河旭=2回戦)

 お前たちは悪くない。日本一を目指してやってきたけれど、当然、いつかは勝ち負けの場面が来る。勝つチームもあれば、負けるチームもある。でも、やってきたことは間違っていない。お前たちが自分たちで自分たちの勝ちスタイルを作り、最後までやり抜いた。これ、絶対に今後の人生に生きるから……。

 もっともっとお前たちが活躍する場面を……、ごめん、今はこれしか言葉が出ない。でも間違っていないから。お前たちがやってきたことは絶対に間違っていないから。

 これからの人生の中で、必ずこういう苦しい場面とか、人生の岐路があるから、そこしっかりつかみ取れよ。しっかりつかみ取って、自分の人生しっかり歩めよ。お前たちそれだけのことをやってきたんだから。堂々と生きていけ。(三浦英之)

 ● 白河実・本田朋亮監督(44)(5―6帝京安積=1回戦)

 1回も勝たしてあげることができなくて、本当に申し訳なく思っている。

 最後は本当に……(九回表の土壇場で同点に追いつき)すぐに終わらせることなく、チームが一つになれた。そこだけは誇りに思っていい。

 みんなにはいつも苦しい思いで野球をさせてしまって、俺自身も悩みに悩んだ1年間だったけれども、最後の最後にこのチームらしさを見せてもらって、本当に感謝したいです。

 これからは、選手生活よりもはるかに長い、社会人の生活が待っています。最後に(チームが)一つになった姿を見られて本当に良かった。

 2年生は今日、出場したけれども、3年生が作ったチャンスを生かすことができなかった。この悔しさをしっかりと来年につなげるよう練習してください。 (三浦英之)

 ● 郡山東・六角孝夫監督(59)(1―12東日大昌平=2回戦)

 教員になってからこの年になるまで、甲子園に行きたい、勝ちたい、と思ってやってきた。好きなことをしているのだから、つらい練習をするのは当たり前だが、そんなに簡単に勝てなかった。

 だけど、最後までやり抜くこと、途中でくじけずに頑張ることは大切。俺がやってやるんだという気持ちがないとダメで、長い人生で力になる。夢を追い、目標を持って取り組むことが大事だ。3年生は自分の進路を決めるという人生の中でも大きな決断を下す時期だ。野球をやってきたことをベースにこれからはしっかりと勉強してほしい。

 俺は来年3月で退職する。監督は明日から長久保(幸男)先生に交代する。1、2年生は少ない人数だが、最後までやり抜いてほしい。女子マネジャーへの感謝の気持ちを忘れずに。 (床並浩一)

 ● 新地・大越徹也監督(26)(0―10葵=2回戦)

 「新地高校」という名前で夏の大会に出るのは、このチームが最後かもしれない。新地高校として一つのチームで戦ったという誇りを忘れないでほしい。

 (選手が11人と)人数が少なく、思うような練習ができなかったことも多々あった。けが人が出たら、試合ができなくなってしまうのではないかと考えることもあった。

 苦しい思いもしたが、その分、個人個人で深くつながることは、できたのではないか。人数が少ないからこそ練習も楽しくできた。苦しい時こそ、仲間とのつながりをより感じることができたのではないか。

 ここまで頑張ってきたことは、何かしらの形で、いつか必ず返ってくる。だから、この経験を無駄にせず、どう生かすかは自分たちで決めて、前に進んでほしい。(戸松康雄)

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