９ジラジ新聞、平和号外
ＬＧＢＴ 一緒に考えよう
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１１月の９ジラジでは『ＬＧＢＴ』について、１０代と一緒に学ぶ時間を作りました。これからの時代を生きる若者にも知っておいてほしいという気持ちを込めて、ラジオから丁寧に。県セクシュアルマイノリティ協会代表理事・野元惠水（えみ）さんと『ＬＧＢＴという言葉の意味』『ＬＧＢＴの方が困られているトイレや制服の問題』『友達がＬＧＢＴだと知ったときの接し方』など、僕自身も教えて頂きながら番組で真剣に語りました。
９ジラー（リスナー）からも多くの反応がありました。「言葉は知っていましたが、意味は理解できていませんでした。もっと勉強したいと思います」「友人もＬＧＢＴです。彼女は人として魅力的なので、ずっと大切な友人です」「実は私もＬＧＢＴです。恋人に『性別とか関係なくありのままの君が好きだよ』と言ってもらえてから自分を少しずつ受け入れられるようになりました。セクシュアリティーについて大学で学び、ＬＧＢＴのことで悩む方々が『一人じゃないんだ』と思えるようなイベントの開催や、様々な面でサポートができる団体を作りたい。番組を聴いている同世代にも同じ悩みを抱えている人がいるはず。自分を受け入れてくれる人は絶対にいる。そう伝えたくて初めてメッセージを送りました」
誰にも言えない。理解してもらえないなんてつら過ぎる。もし家族や仲間がそうだったとしたら、僕たちが話しやすい環境を整えないといけない。想像する力が必要。そのために知識を得る。大切な人が信頼してくれるように。だからこそ参加しませんか？ １２月７日正午、広島駅南口地下広場で開催されるイベント『ヒューマンフェスタ』で、自身が『ＬＧＢＴ』であることを公言して活動されている清貴さんというアーティストと、ライブ＆トークをします。司会は僕。一緒に考えられる時間になればいいな。
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おおくぼ・しげき １９７９年、大阪府生まれ。０７年から広島ＦＭで「９ジラジ」（月〜木曜・午後９時）のＤＪとして活躍中。ご意見、ご感想は広島ＦＭのホームページ（ｈｆｍ．ｊｐ）から。
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