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木曜「よむ・語る」【BOOKほっかいどう】

『80年目のアーチ橋』

写真: 拡大

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■まだそこに立つ「幻」追う

『80年目のアーチ橋』〈写真・文〉岩崎量示

 糠平(ぬかびら)湖(上士幌町)の水位の変化に伴い、現れたり消えたりを繰り返すことから「幻の橋」。そんな異名を持つ旧国鉄士幌線タウシュベツ川橋梁(きょうりょう)をはじめ、第三音更川橋梁など七つのコンクリートアーチ橋の姿を切り取った写真集だ。

 辺りは昨夏、記録的豪雨に見舞われた。橋脚を失ったり、周辺の木々が流されて風景が一変したりしたアーチ橋がある中で、タウシュベツ川橋梁は副題に「still there」とある通り、まだそこに、すっくと立っている。今年は完成からちょうど80年。

 著者は1979年、埼玉県生まれ。学生時代に訪れたタウシュベツ川橋梁の魅力に取りつかれ、2005年に上士幌町に移住。当時すでに「崩壊間近」とささやかれていた橋梁の「最後の瞬間」を見届けることこそ、天職だ――と思い定め、シャッターを押し続けている。

 大雪山系のふもとで自然に返りつつあるアーチ橋への哀惜の念。クラウドファンディングで募った全国209人が制作費を寄せた。

 監修したNPO法人・ひがし大雪自然ガイドセンターで販売している。税込み2160円、送料360円。問い合わせはメール(shizen@netbeet.ne.jp)で。

 (日比野容子)

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