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道内スポーツ【2017冬季アジア札幌大会】

亡き恩師と心で対話、銀 モーグル・村田

写真: 拡大

写真:表彰台で銀メダルを手にする村田愛里咲=札幌市中央区 拡大表彰台で銀メダルを手にする村田愛里咲=札幌市中央区

●デュアルモーグル・村田愛里咲

■ソチで大けが、復活

 フリースタイルスキー・デュアルモーグル女子で24日、村田愛里咲(26)=北翔大卒=が日本人トップの銀メダルに輝いた。ソチ五輪で大けがをしたが、亡き高校時代の恩師と心で会話を続けながら、大舞台で復活を果たした。

 会場は村田にとってホームのさっぽろばんけいスキー場。予選を2位で通過し、2人ずつ競い合う決勝トーナメントは大胆に攻めて決勝に進んだ。相手は予選トップのカザフスタンの選手。得意の大技「フルツイスト」で着地してからの滑り出しがわずかに遅れ、後半のターンと速度も相手が上回った。「すごく悔しい。金が欲しかった」と言いながらも、表彰式で笑顔を見せた。

 2010年バンクーバー五輪に初出場して8位入賞。14年ソチ五輪ではメダルが期待されたが、決勝直前の公式練習で左ひざ靱帯(じんたい)を断裂して棄権した。地道なリハビリが始まったが、ひざは痛んで力が入らず、「自分の足じゃないみたいだった」。

 北九州市生まれの村田のモーグルの基礎を作ってくれたのは、スキー留学した尚志学園高(現・北海道科学大高)の監督だった本濃祐人さん。血液のがんを患い、バンクーバー五輪後に35歳で他界した。

 復帰への道のりの中で、村田は「うまくいかない時、先生は何て言っていたかな」と思い返してきた。14年夏に陸上トレーニングを始め、冬にはゲレンデスキーを再開。今季、日本代表としてW杯に戻った。

 今季序盤はかつての体の動きが戻らず、「頭ではできているつもりなのに……もどかしかった」。だがレースを重ねて徐々に手応えを感じてきた中で、アジア大会を迎えた。3度目の平昌五輪で結果を出すことが目標だ。その前にアジア大会最終日の26日、モーグルで「金」を狙う。

 (武沢昌英)

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