メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

05月25日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

水曜「生きる」【現場一話】

「探偵は…3」札幌ロケ 

写真:ロケ現場で台本を確認する主演の大泉洋さん=札幌市中央区 拡大ロケ現場で台本を確認する主演の大泉洋さん=札幌市中央区

写真:2日間で延べ2千人のエキストラが参加したサッポロファクトリーでの大規模ロケ=札幌市中央区 拡大2日間で延べ2千人のエキストラが参加したサッポロファクトリーでの大規模ロケ=札幌市中央区

■撮影佳境、エキストラ延べ2千人

 4年ぶりの公開となる映画「探偵はBARにいる3」の制作が佳境を迎えている。大がかりなクライマックスシーンのロケが今月上旬、札幌市であった。

 サッポロファクトリー(中央区)のアトリウムには6、7日の2日間、平日にもかかわらず延べ2千人のエキストラが参加した。ススキノを舞台にした人気のご当地映画だけに、エキストラの募集には約1万5千人が応募した。

 秋元克広市長もゲスト出演するイベントに大勢の市民が集まっているという設定で、観覧客だけでなく、遠巻きに見物する人たちもみなエキストラという大規模なものだった。

 撮影は開業時間前から始まり、営業中も一般客の通行をリハーサル、本番中のみ制限しながら夜まで続いた。主演の大泉洋さんが「皆さんお疲れ様でした!」とエキストラをねぎらう一幕もあった。

 映画は札幌在住の東直己さん原作のハードボイルド小説を元に、2011年と13年に公開された人気シリーズ。ススキノを拠点に、どんな依頼でも受ける探偵(大泉洋)と相棒(松田龍平)コンビが、毎回トラブルに巻き込まれていく。今作は闇社会と渡り合うモデル事務所の女性社長(北川景子)がヒロインだ。

 2月中旬に始まったロケは、ススキノ中心部でアクションシーンを撮影したほか、江別市、石狩市などで約1カ月間にわたった。

 道内ロケは4度目という北川さんは、「雪のシーズンに帰って来られてうれしい。足元ツルツルのススキノをヒールで疾走したり、寒くてセリフが言いづらかったりはしましたが、地元の方々にたくさん協力をいただき、楽しい現場でした」と話した。一度だけころびそうになった時は、「大泉さんが抱きとめててくれました」と笑った。

 大泉さんは「札幌の映画だと誇りを持ってもらえるような作品にしたい。これだけロケにも集まってもらい、差し入れをいただくなど、地元に愛されている実感と責任感を感じています」と語った。

 シリーズ名物の、探偵が“ひどい目”に遭うシーンもパワーアップ。今回は真冬の海で撮影された。「俳優自身が“そんなの無理でしょう”と思うことをやらないと、作品は面白くならない。期待して下さい」

 映画は、北海道ロケ後、東京などで撮影が続き3月25日にクランクアップ。公開は今年冬の予定だ。

(山内浩司)

■市の制作助成金も追い風に

 北海道は「映画ロケ王国」だが、札幌がメインになる作品は意外に少ない。都会すぎてローカル色に欠ける点が敬遠される原因らしい。しかし、近年は札幌フィルムコミッションが積極的にロケ誘致や制作支援に乗り出している。

 今年は「探偵」のほか、すでに札幌出身の漫画家作品が原作の「プリンシパル」、本屋大賞受賞作を映画化した「羊と鋼の森」の2本が札幌でロケされた。

 昨年はタイ映画も雪まつり会場で撮影された。最大1千万円を支給する札幌市映像制作助成金などの手厚い支援も追い風になっている。

PR情報

ここから広告です

PR注目情報

北海道報道センターから

北海道アサヒ・コムへようこそ。
身のまわりの出来事やニュース、情報などをメールでお寄せ下さい(添付ファイルはご遠慮下さい)
メールはこちらから

朝日新聞 北海道報道センター 公式ツイッター

注目コンテンツ