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レトロ建物グラフィティー【レトロ建物グラフィティー】

真壁六郎太

写真:イラスト・松本浦 拡大イラスト・松本浦

 ■シネマ風味のラーメン店

 地下鉄南北線自衛隊前駅の東口を出ると、すぐ目の前に飲食店や映像の自主上映スペースなどが並ぶ、古めかしい木造2階建て(1972年築)が待ち受ける。その一番右手にあるのが、中華そばのうまさで知られるラーメン店「真壁六郎太」。さらに同じ店舗奥の約7坪が、8ミリカメラ・映写機の専門店「バンザイ」となっている。

 真壁六郎太の店主は、小樽の有名店で20年余り修業を重ねた佐藤哲男さん(63)。一方、バンザイの店主は、木村純一さん(66)。2人は、80年代の札幌で一世を風靡(ふうび)したミニシアター「ジャブ70ホール」のメンバーで、熱烈なシネマディクトである。映画ファンの彼らが命名したユニークな店名は、黒澤明監督の快作「隠し砦の三悪人」で、三船敏郎が演じた主人公の名前に由来するという。

 店内は、12人ほど座れる巨大な木製テーブルが中央にあるだけでカウンター席はない。また、入り口扉の内側は東宝映画の第9スタジオを模した鉄板張りと、なんともユニークな造りだ。白壁には古い雑誌の切れ端が貼られ、そこはかとなくレトロな風情を醸し出す。

 そんな店の奥にある「バンザイ」の棚には、中古の8ミリカメラや映写機などが整然と並ぶ。「お年寄りが孫に見せたいと、古い映写機やフィルムの修理を頼んでくることが多いですね」と木村さん。

 ラーメン店の表看板の上方には、以前入居していた焼き肉店「大将」の文字が残されたこの建物。平岸街道に面した西口とは異なる、ひっそりとした路地裏の雰囲気も味わえる。

 ◇札幌市南区澄川4条7丁目 電話:011・300・3066

 (和田由美)

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