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レトロ建物グラフィティー【レトロ建物グラフィティー】

荒井商店

写真:イラスト・松本浦 拡大イラスト・松本浦

■温かい まるで昭和のスーパー

 木製の赤い郵便ポストが目印の「荒井商店」は、国道36号から1本北東に入り、さらに奥まった仲小路に面して立つ。店内のある棚には国分のミカンや桃の缶詰、またある棚にはキャラメルやチョコレートなどおやつ類、奥の棚には洗剤などの日用品が並ぶ。さらに米、酒、タバコも扱っているので、コンビニというより、駄菓子屋と雑貨屋、そして酒屋が混ぜ合わさった懐かしい昭和のスーパーマーケットという感じだ。

 子どもからお年寄りまで、誰が来てもにこやかに話しかけてくれるのは店主の荒井清子さん(79)。近隣の人から支持されている訳は、「話をしながら買い物できるのが、良いのかもしれません」と話してくれた。

 荒井商店は、国道36号近くで1973年から商いを始め、現在地へ移転したのは91年。戦後間もなく築という木造モルタル2階建てのこの建物は、かつて精米所として使われ、88年にここへ移築されたもの。

 天井には2本の梁(はり)が平行に並び、顧客か贈られた約70個もの小さな提灯(ちょうちん)が鈴なりにぶら下がる。壁には長寿で知られた“きんさん ぎんさん”の色紙が飾られ、「これがあるとお客さんが増えると、常連客が縁起をかついで持ってきてくれました」。

 息子の秀一さん(57)と妻の純子さん(57)、娘の美和子さん(54)も手伝い、家族ぐるみで営むこの店、「たばこ」の文字の看板や郵便ポストはお孫さんが作ったそうで、内からも外からもぬくもりが伝わってくる。

 ◇札幌市豊平区美園2条4丁目 電話011・821・6224

 (和田由美)

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