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道内スポーツ【北海道発 平昌2018】

新星たち(中)

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写真:直前合宿の練習試合に出場する志賀選手(左)=豊間根功智撮影 拡大直前合宿の練習試合に出場する志賀選手(左)=豊間根功智撮影

写真:テレビのインタビューに笑顔で応える志賀選手=いずれも苫小牧市若草町2丁目の白鳥王子アイスアリーナ 拡大テレビのインタビューに笑顔で応える志賀選手=いずれも苫小牧市若草町2丁目の白鳥王子アイスアリーナ

■アイスホッケー・志賀葵選手

■筋トレ、外国人抑える強さ

 苫小牧市で今月に実施されたアイスホッケー女子日本代表(スマイルジャパン)の直前合宿。DFの志賀葵(あおい)選手(18)=帯広三条高3年=は「五輪を意識して一つひとつ臨んできた。今は体がよく動いている」と手応えを口にした。

 チーム最年少で、唯一の高校生。多くのテレビカメラに囲まれ「取材に圧倒される。五輪ってすごいんだなあ」とはにかみ、あどけなさも見せた。

     *

 昨年2月の最終予選では代表メンバーから外れ、悔しい思いを経験した。山中武司監督(46)からフィジカル面の弱さを指摘され、心に火が付いた。ほとんど取り組んだことのなかった筋力トレーニングに週4〜5回、約2時間をかけて励んだ。

 地道に約1年。全くできなかった懸垂は10回できるようになり、ベンチプレスも30キロから50キロまで上げられるまでに成長した。165センチ、57キロで外国の選手に比べると小柄だが、山中監督は「外国の選手を抑えられる強さを身につけた」と太鼓判を押す。

 帯広市出身。小学2年の時、妹の紅音(あかね)さん(16)と共にアイスホッケーを始めた。中学から地元チーム「帯広レディース」に入り、学校ではソフトボール部員として「二刀流」を高校2年まで続けた。

 高校1年から代表に招集され、海外遠征を数多くこなし、実力を伸ばしてきた。「ソチ五輪のときは五輪なんて遠い夢の世界だった。ここ数年で手の届く舞台になった」という。

 帯広レディースの大道弘樹監督(56)は「両立の忙しさを感じさせず、淡々と冷静に練習をこなしていた」と振り返る。

 今回、一緒に代表入りを目指した紅音さんは落選した。紅音さんは「練習を一番近くで見てきた。1対1の勝負で見せる確実な守りは、自分にない強さがある」と話す。面と向かっては言えないが、高校の壮行会で志賀選手に渡された在校生のメッセージ入り日の丸に「頑張ってね。4年後は一緒に行こう」と書いた。志賀選手は、妹の思いも背負って試合に挑む。

     *

 昨年の世界ランキングは日本が9位。五輪の初戦はスウェーデン(ランキング5位)、2試合目はスイス(同6位)と強豪との戦いが続く。「スウェーデンはゴール前へ貪欲(どんよく)に来る力強さがある。スイスは個人技がうまい」と分析している。

 だが、勝つ自信はある。「自分の出場する場面で失点せず、フォワードにパスをつないでチャンスを作りたい。全力を出せば結果は付いてくる」

 (森本未紀)

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