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道内スポーツ【北海道発 平昌2018】

ソチ落選、失意乗り越え

写真:(左)神谷衣理那(右)郷亜里砂 拡大(左)神谷衣理那(右)郷亜里砂

写真:歴代優勝者のリボンがついた優勝杯を手にする小野寺さん=士幌町 拡大歴代優勝者のリボンがついた優勝杯を手にする小野寺さん=士幌町

写真: 拡大

 ■郷と神谷、速さ磨き夢舞台

 平昌冬季五輪は17日、カーリング男女1次リーグで男子のSC軽井沢クラブはイタリアとの接戦を制した。女子のLS北見は中国に敗れて初黒星を喫し、同日夜にはOARと戦った。18日にはスピードスケート女子500メートルに道勢の郷亜里砂と神谷衣理那が挑む。女子スマイルジャパンは同日、5〜8位順位決定予備戦があり、1次リーグ初戦で敗れたスウェーデンと再び戦う。

 別海町生まれの郷亜里砂は3歳でスケートを始めた。昨年末の代表選考会の500メートルでエース小平奈緒に次いで2位になり、30歳で初の五輪切符をつかんだ。

 「諦めないで、続けてきてよかった」と代表が決まった時、はにかんだような笑顔で言った。

 スケートの名門、白樺学園高から山梨学院大、卒業後は複数の所属先で競技を続けたがソチ五輪では代表落ち。大学卒業時に続いて、また「引退かなって思った」(郷)。だが、五輪の夢を捨て切ることができず、ソチ後に発足したナショナルチームで筋力強化などで速さに磨きをかけた。

 世界の女子500メートルは小平が注目を浴びるが郷も今季のW杯で4度、3位に入る実力の持ち主だ。

 平昌ではまず14日、1000メートルに出場、13位だったが自分では納得のレースだった。「500につながる積極的なレースができた」と郷は本命種目へ気持ちを込めた。

     ◇

 白樺学園高の郷の後輩、帯広市出身の神谷衣理那(26)も平昌の500メートル出場までの道のりは険しかった。

 4年前のソチ代表選考会の500メートルで選考基準を満たしながら他の種目メンバーが優先され、まさかの落選。失意のまま、神谷は競技から離れた。だが、1年後、「やっぱり未練があって」、休んでいた分、ライバルたちに追いつく厳しさを覚悟の上で復帰した。

 昨年末、一発勝負の代表選考会で小平、郷に次いで3位に入り、最後の枠を勝ち取った。

 ソチでかなわなかった夢舞台。「人生で一番つらいと思ったあの時があったからこそ、今の自分がいるんだなって」。そんな思いでリンクに立つ。

 (武沢昌英)

 ■高木美・神谷の名刻む優勝杯 全十勝児童スケート

 「第45回 神谷衣理那」「第48回 高木美帆」――。今年で64回を数える全十勝児童スケート選手権大会の優勝カップに、五輪メダリストや代表選手の名前の書かれたリボンがついている。

 カップは1年生女子部門のもので、今回、士幌町立上居辺(かみおりべ)小1年、小野寺仁菜(にいな)さんが手にした。1月に帯広市の明治北海道十勝オーバルで開かれた大会で、各地域から選ばれた22人で争い、優勝した。

 自宅に持ち帰った優勝カップをつぶさに見ていた家族が、名だたる選手の名前に気づいた。入学前からスケートをしている小野寺さんは「私もオリンピックに出て、メダルを取ってみたい」と夢を膨らませる。スケート指導者らは「スケート王国十勝を如実に物語るもの。小野寺さんもメダリストになる可能性が高い」と評判になっているという。

 (池田敏行)

 <18日、道内関係選手の出場予定種目>

 ◇カーリング

午前9時5分〜 男子1次リーグ(アメリカ戦)

午後8時5分〜 男子1次リーグ(スウェーデン戦)

 ◇アルペン

午前10時15分〜 男子大回転 石井智也

 ◇アイスホッケー

午後4時40分〜 女子5〜8位順位決定予備戦(スウェーデン戦)

 ◇スピードスケート

午後8時〜 男子団体追い抜き1回戦

午後8時56分〜 女子500メートル 郷亜里砂、神谷衣理那

 (出場予定はエントリー種目)

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