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道内スポーツ【北海道発 平昌2018】

LS北見、粘るが惜敗

写真:(上)英国戦の第7エンドに2点を取り、ハイタッチする(左から)藤沢、鈴木、吉田夕、吉田知(下)スイス戦の第2ピリオド、ショットを放つ鈴木(右) 拡大(上)英国戦の第7エンドに2点を取り、ハイタッチする(左から)藤沢、鈴木、吉田夕、吉田知(下)スイス戦の第2ピリオド、ショットを放つ鈴木(右)

写真:(上)団体戦に登場した葛西らに大声援を送る町民ら=下川町(下)長谷川を応援する町民ら=中標津町 拡大(上)団体戦に登場した葛西らに大声援を送る町民ら=下川町(下)長谷川を応援する町民ら=中標津町

写真: 拡大

 ■きょう正念場、「らしさ」期待

 平昌冬季五輪は20日、アイスホッケー女子のスマイルジャパンが5、6位決定戦でスイスと戦い、第1ピリオドで1点を奪われ、必死に反撃したが0―1で敗れ、6位に終わった。カーリング男女の1次リーグでは19日夜に強豪スウェーデンに逆転勝ちして勢いに乗る女子のLS北見が英国と戦ったが6―8で惜敗。男子のSC軽井沢クラブはカナダに4―8で敗れた。

 カーリング女子のLS北見(世界ランク6位)は1次リーグで、20日の英国(同4位)戦に敗れて通算5勝3敗。4強入りをかけて21日にスイス(同2位)戦に臨む。今大会は、アイスリーディング(氷の状態を読む力)や試合に対応する選手同士のコミュニケーションが良く、粘り強い戦いを続けている。

 20日の英国戦は地元・北見市でパブリックビューイングが開かれた。

 「ドーンと早いのでやるか」「そだね」。選手たちはいつも通り、次の一手に向け笑顔で話し合い、大型スクリーンから聞こえる会話に会場から笑いが漏れた。試合には負けたが、同市の河合泰拍さん(72)は「このチームは粘り強いところがすごい。今日も粘ったが、残念。ぜひメダルを取ってほしい」と話した。

 19日のスウェーデン(同5位)戦では第9エンドで4―4の同点に追いつき、さらに、第10エンドで相手のミスで競り勝った。

 第1〜3戦も正確なショットと粘り強さをみせて3連勝。対デンマーク(同9位)戦は8―5で逆転勝ち。デンマークは第7エンド、相手スキップのミスが相次いだ。試合後、藤沢五月らは「昨日と違う氷(の状態)だったので確認して臨んだ。焦らず氷の状態を読めた」と話した。

 LS北見らしさが見えなかったのは2敗目のカナダ(同1位)戦だ。相手のショットが要所で決まったが、LS北見のショットの精度が落ちて3―8。第7エンドでギブアップした。試合後、藤沢は「アイスを読むことができずコミュニケーションがとれなかった」と敗因を語った。

 主将の本橋麻里は五輪前、「今までの大会のように大会中のピーキング(最高の状態に持って行くこと)をしっかりできるようにしたい」と語った。2016年の世界選手権の銀メダル獲得などメンバー全員が大舞台での戦い方を熟知する。

 残す試合はスイス戦のみ。1次リーグ最後の大舞台で自分たちのプレーができるか。正念場を迎える。

 (石間敦)

 ■鈴木、成長実感の守備 五輪出場の祖父「今後も楽しみ」/スマイルJ

 1次リーグのコリア戦で五輪初勝利、さらに、5〜8位決定予備選でスウェーデンに勝ったスマイルジャパンは、5位をかけてスイスに挑んだ。長く伸びた髪をまとめ、DF鈴木世奈(26)が、この日も、素早いスピードで攻め入る相手選手に対して体を張って守った。

 前回のソチ大会。5戦全敗で「まだまだなんだ」と世界との差が明確に見えた。同じことを続けても結果は出ないと、2015年からカナダでプレーした。「未知の世界に興味があった。何かを見つけられるかもと思えるから」。成長を実感して帰国。「体が小さい分ポジションをよく考えてプレーするようになった。気持ちの切り替えもうまくできるようになった」と話す。

 苫小牧市で生まれ、アイスホッケー一家に育った。3大会連続で五輪に出た元王子製紙選手の祖父高嶋守さん(79)は、一番間近にいたオリンピアンだった。

 平昌の代表に決まった後、「じいちゃん、絶対見に来て」と電話で報告。昨年の代表合宿の際には、激励の手紙をもらった。

 「どんどんゴールにつながるプレーを」などと書かれていた。「ありがとう」と笑顔で応えた。

 高嶋さんは現地で3試合を観戦。14日のコリア戦後に鈴木と会い、「よく頑張ったね」と声をかけた。20日の試合は、テレビで見守った。スイス戦は0―1で敗れ、今大会は6位。「一生懸命プレーする孫の姿に感激した。これからどう成長するか見るのが楽しみ」と話した。

 (森本未紀)

 ■「葛西・伊東、伝統守った」/下川

 ジャンプ男子団体に葛西紀明、伊東大貴の2人の地元出身選手が出場した下川町では、パブリックビューイング(PV)会場に210人の町民らが集まり、大声援と健闘をたたえる拍手が送られた。

 伊藤有希が出場した女子ノーマルヒルと合わせ計4回行われた地元応援も今大会はこれが最後。2人そろって団体戦メンバーに選ばれ、集まった町民らの応援にも熱がこもった。

 会場には「どうせ飛ぶなら世界一」と書かれた大きな横断幕が掲げられた。メダルは逃したが、2人の活躍もあって6位の結果に「よくやった」と声が飛んだ。

 会場に駆けつけた元選手の伊東時晴さん(76)は大貴の祖父の弟にあたり、葛西が小3で地元少年団に入った時は同じ台で練習していた。「最初は小柄で心配していたのに、前向きな努力で世界の葛西に育った。今日もよくやった。日本チームを引っ張るレジェンドとして、まだまだ活躍してほしい」と期待を込めた。伊東に対しても「シーズンはじめのけがという不運に見舞われながら、よくがんばった」とたたえ、「2人とも下川ジャンプの伝統を守った」と喜んだ。

 (渡辺康人)

 ■「長谷川、4年後も頑張れ」/中標津

 スピードスケート男子500メートルで長谷川翼(24)は14位に終わったが、地元・中標津町で開かれたパブリックビューイングの会場では、健闘をたたえる声が相次いだ。

 会場となった町総合文化会館には約230人が詰めかけた。

 長谷川の大おじの長川昭夫さん(67)は「よく頑張った。もう一歩だった。翼、ありがとう」とたたえた。小、中学生の時、長谷川と同じスピードスケート少年団に所属した木村結(ゆい)さん(24)は「直前にインフルエンザになったと聞いて心配していた。すごくかっこよかった。4年後も頑張って欲しい」と話した。

 (神村正史)

 <21日、道内関係選手の出場予定種目>

 ◇スノーボード

午前9時30分〜 男子ビッグエア予選 大久保勇利

 ◇カーリング

午後2時5分〜 男子1次リーグ(韓国戦)

午後8時5分〜 女子1次リーグ(スイス戦)

 ◇スピードスケート

午後8時〜 女子団体追い抜き準決勝(カナダ戦)、勝ち上がれば午後9時58分〜 決勝

午後9時19分〜男子団体追い抜き5、6位決定戦(イタリア戦)

 (出場予定はエントリー種目)

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