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道内スポーツ【北海道発 平昌2018】

竹内、悔いなく滑って

写真:地元の観客たちと笑顔で話す竹内智香=2015年、山本裕之撮影 拡大地元の観客たちと笑顔で話す竹内智香=2015年、山本裕之撮影

写真: 拡大

 ■きょうスノーボード女子大回転予選、出場へ

 平昌冬季五輪は21日、スノーボード男子ビッグエアに札幌市出身、17歳の大久保勇利が出場したが予選1組の9位で決勝進出はならなかった。カーリング男女1次リーグ最終戦で、男子のSC軽井沢クラブは地元韓国と対戦、第6エンドに大量4点を奪われたのが響き、4―10で敗退。4勝5敗となり、決勝トーナメント進出を逃した。女子のLS北見は同日夜、スイス戦に臨んだ。

 ■銀から4年、友人ら見守る

 平昌五輪も終盤にさしかかり、注目されるのが、5度目の冬季五輪で悲願の金獲得を目指すスノーボード女子パラレル大回転の竹内智香(34)だ。決勝で転び、惜しくも銀だった前回ソチ大会から4年。少女時代から知る人たちも特別な思いで、その日を迎える。

 「取る取ると言ってたメダル、本当に取ったね」。幼稚園、小学校が一緒だった旭川市の保育士横尾千尋さん(34)は4年前、家族と号泣した。

 スキーが上手で、小学校のスキー授業では上級者の班で紅一点だった竹内。連れ立ってトイレに行く女子が多い中、誘っても「何で?」と断られた。

 スポーツが苦手で旭川以外で暮らしたことがないという横尾さんとは「性格も住む世界も全く違った」が、なぜか馬が合った。竹内が犬の散歩中に立ち寄ることも。大人になってからも食事やおしゃべりを楽しんだ。恋愛や仕事の愚痴を話すと、ズバズバと辛口の回答が返ってくる。竹内の話は知らない世界のことばかりで「へーっと感心して聞いていた」。

 ソチの後も、「今から行く」とふらりと現れ、メダルを触らせてくれた。以降、会う機会は減ったが、昨年5月の結婚式には駆けつけてくれた。「(新郎を)良い人じゃん、と相変わらず、ざっくばらん。急に有名人になって、テレビで見ると、これ本当に智香かなと思うけど、会えば変わらない」

 以前は、メダルは「夢」の話だった。「今回は私も緊張しちゃう。ここまで来れば金を取らせてあげたいけど……。悔いが残らないようにして欲しい」

 上川高校(上川町)に通った竹内を自宅で預かった森本由美さん(62)にとって、彼女は今も「5人姉妹の長女」だ。

 夫と金物店を営んでいたが、同校スノーボード部の指導者に頼まれ、4女を妊娠中だったが引き受けた。長女は5歳上の竹内を「姉が出来た」と喜び、兄2人がいる末っ子の竹内も初めての「長女」の位置にすぐなじんだ。

 竹内は約1年でクラーク記念国際高校(深川市)に移ったが、折に触れ「帰省」した。銀メダルを取った後、「色が違うからまた4年頑張る」と言った竹内。2016年3月に左ひざの靱帯(じんたい)断裂の大けがをしても、「可能性が0・01%あれば100%にできる」という信念は揺るがない。「つらいことがあった時、ぶれない姿勢に皆勇気づけられた」と森本さん。

 生まれた直後に竹内に抱っこされた末娘は、今春高校を卒業する。ソチ大会はテレビの前で応援したが、今回は下2人の娘と平昌で長い選手生活の集大成を見届けるつもりだという。

 (渕沢貴子)

 ■しっかりプレー/最後まで戦った カーリング男子

 <1次リーグでの敗退が決まったカーリング男子の山口剛史(つよし)> 「オリンピックっていう大きい舞台で、みんなに応援してもらえて来られたことがうれしかった。しっかりとプレーができたっていうのは、すごく良かったなと思います」

 <平田洸介> 「ずっと夢に見ていた舞台で、チームの一員として最後まで戦った結果で4勝。予選突破はできなかったですけれど、一緒に体験でき、一緒に勝ちを実感できてよかったと思います」

 <22日、道内関係選手の出場予定種目>

 ◇アルペン

午前10時〜 男子回転 湯浅直樹

 ◇バイアスロン

午後8時15分〜 女子24キロリレー(代表5選手から4人出場)

 (出場予定はエントリー種目)

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