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道内スポーツ【北海道発 平昌2018】

笑顔で挑んだ世界、最終章

写真:大会前、五輪用のユニホームを着て意気込みをみせるLS北見のメンバー。笑顔が絶えない=1月、渡辺芳枝撮影 拡大大会前、五輪用のユニホームを着て意気込みをみせるLS北見のメンバー。笑顔が絶えない=1月、渡辺芳枝撮影

写真:竹内に声援を送る学校関係者ら=深川市のクラーク記念国際高校 拡大竹内に声援を送る学校関係者ら=深川市のクラーク記念国際高校

写真: 拡大

 ■LS北見8年目、明るさ一貫

 平昌冬季五輪は24日夜、初のメダルをかけて、カーリング女子の日本代表・LS北見が英国との3位決定戦に挑んだ。スノーボード女子パラレル大回転では竹内智香は5位で、2大会連続メダルはならなかった。音威子府村出身の距離、吉田圭伸は最後の種目、50キロクラシカルに出場して23位。同日夜のスピードスケート男女のマススタートは女子が今大会の金メダリスト高木菜那と佐藤綾乃が出場。男子の出場2人のうち道勢はウイリアムソン師円だけで、中村奨太は不出場だった。

 LS北見は、トリノ、バンクーバーに出場した本橋麻里(31)が2010年、地元の北見市常呂町に戻って結成した。愛称の「ロコ・ソラーレ」は、地元の子を示す「常呂っ子」とイタリア語の「太陽」の意味がある。

 発足メンバーの一人、馬渕恵さん(34)は「発足当初から世界を目指していたが、ここまで強くなるとは想像できなかった」と振り返る。今回、試合を韓国でも観戦し、「みんなが頑張る姿は夢見心地。ふわふわした気分だった」と話す。

 長野五輪に出場した近江谷好幸さん(59)は、彼女たちを見守ってきた。「女子は長野から6大会連続出場で力を付けてきた。いつかメダルを狙える日が来ると思っていた」と感慨深い。

 近江谷さんは本橋が中学でつくったチーム「マリリンズ」のコーチもしていたという。「学校が終わると一人でも毎日練習に訪れていた。いつも『今日は何をやったらいいですか』と尋ねてくる。課題を与えると黙々とこなした」と言う。

 経験豊富な本橋が所属する一方、当初は、鈴木夕湖(26)ら「ジュニア」選手も集まったチームだった。馬渕さんは「五輪経験がある本橋がいる一方で、若い子は世界で戦うイメージが持てず、ぶつかることもあった。しっくりこないときはミーティングを重ねた」と話す。

 「うまくいくと笑い、失敗すると落ち込む。みんな気持ちがストレートにでる性格。落ち込む姿を敵に見せてはいけないと思い、ポジティブな態度だけ残そうと話し合った」と馬渕さん。それが今につながっているという。

 1次リーグと決勝トーナメントを通じ、発足当初から変わらない、明るい笑顔で戦った。

 (森本未紀)

 ■「韓国と世界に羽ばたいて」/北見

 準決勝の韓国戦があった23日夜は、地元の北見市内で市民が熱戦を見守った。惜敗したが、粘り強い戦いに健闘をたたえる声があがった。

 藤沢五月(26)の母校・北見北斗高2年の松木野乃花さん(17)は市立体育センターで観戦。自身もカーリングをしており、「緊迫した場面で決められるのがすごい。私なら手が震えてしまう」。同市常呂町にあるカーリングホールでのテレビ応援観戦会で声援を送った鈴木夕湖の母倫子(みちこ)さんは「(韓国とは)同じアジアのチームとして競り合い、世界に羽ばたいてくれればうれしい」と話した。

 (石間敦、宮永敏明)

 ■竹内5位「けがを超えて立派」/旭川・深川

 竹内智香(34)の出身地・旭川市であったパブリックビューイング(PV)では、約80人が金メダルの願いを込めた金色の応援グッズを手に声援を送った。

 竹内は2年前の大けがを克服しての出場。それでも予選を6位で通過。準々決勝で敗れたが入賞して地力を見せた。兄崇さん(37)は「けがをしてここまで来るのも容易じゃなかったと思う。8位以内は立派」とたたえた。

 竹内が上川高校に通った約1年間、下宿先として過ごした森本家の4人姉妹のうち、長女の楢山由紀さん(29)は「転ばないで降りてきて、とドキドキした」。一緒に過ごした小学生の時、当時交換したプロフィル帳に、「オリンピックで金メダル」と書いてあった記憶がある。「大きい夢を見ているなあと思った。きっと悔しいだろうけど、私にとって世界一かっこいいお姉ちゃんです」と話した。

 母校、クラーク記念国際高校(深川市)では在校生ら約50人が集まり、旗を振って応援。プロスキーヤーの三浦雄一郎校長(85)は「残念だが、けがをしながらベスト8まできた。よく頑張った」と語った。

 (渕沢貴子、布田一樹)

 ■小田2種目入賞、奮闘に沸く/浦河

 スピードスケート男子の小田卓朗(25)は1500メートルに続き、23日夜の1000メートルでも好走し、入賞(5位)を果たした。故郷の浦河町では総合文化会館に親族ら約250人が集まった。

 小田の祖母、敏子さん(79)は「みなさんのおかげで5位が取れました」。妹の智代美さん(22)は「メダルは取れなかったけど、兄ちゃんが一番頑張った」と喜びを語った。苫小牧市から駆け付けた姉の櫛引華恵さん(29)は「がんばったねとほめてあげたい」と語った。

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