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レトロ建物グラフィティー【レトロ建物グラフィティー】

ミツヤカフェ

写真:イラスト・松本浦 拡大イラスト・松本浦

■郷愁誘う空間で、音楽を

 豊平小学校のすぐそばに立つ「ミツヤカフェ」は、1957年築の一軒家を再利用した喫茶店。外壁にサイディングが施されているので古めかしく見えないが、中に入ると、そこかしこに昭和ノスタルジーにあふれた日本家屋らしさが残されている。大きなガラス戸から庭が見渡せる縁側をはじめ、小物のショーケースに使われる二重の出窓や欄間などの造作が、オールド世代の郷愁を誘う。

 秀逸なのは、床の間付き8畳の座敷と6畳間をつなげて、段差のないフローリングの部屋に造り変えていること。床の間や仏壇のあったスペースが棚となり、中央には手づくりのオーディオ装置を設けられ、抜群の音響でジャズやクラシック音楽を楽しめるのだ。懐かしい柳ごうりに、LPレコードが並べられているのもしゃれている。

 店主の矢波清志さん(66)は、会社を少し早めに退職し、2008年にこの店を開いた。当初は妻と娘の3人で始めたので、結束の大切さを示す「毛利元就の三本の矢の教え」と名字の「矢」にちなんで店名をつけたそう。「娘は独立して離れ、料理担当は妻、力仕事は私と役割分担しています」と矢波さん。

 一番人気のメニューは、トマト風味のライスにカレーとチーズをのせて焼き上げた「焼きカレードリア」(ミニサラダ、スープ付き)980円。手づくりのカウンター席や珍しい扇形のテーブル席など、各タイプあって好みで選べるのもイイ。その居心地の良さに、時が経つのを忘れてしまいそうだ。

 ◇札幌市豊平区豊平5条8丁目 電話011・811・5390

 (和田由美)

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