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レトロ建物グラフィティー【レトロ建物グラフィティー】

北の屯田の舘

写真:イラスト・松本浦 拡大イラスト・松本浦

■道産にこだわる老舗居酒屋

 遠くからでも黄色い看板が人目を引く「北の屯田の舘」は、北24条かいわいでは知る人ぞ知る居酒屋の老舗。1958年頃築という木造モルタル2階建ての急な階段を上ると、シラカバの幹をそのまま使う柱に囲まれたL字形カウンター、横一面の窓ガラスに沿って続く座敷が目を奪う。これほどクラシックな造りの居酒屋が、いまだ残っていたのかとうれしくなってくる。

 病気がちの店主・山内義貴さん(66)に代わって店を取り仕切る妻の京子さん(63)によると、「昔は病院だった建物らしく、その後は民家として使われたそうです」。1階にも店舗が2軒ほど入る大きな建物なのだ。

 創業は42年前。店名は、かつて狸小路にあった郷土料理店「屯田の舘」のオーナーから直々に、「うちより北にあるので、北をつけて使うならよい」という条件で許可をもらったという。

 開店以来の名物は、ホッケや宗八カレイなど道産の焼き魚で、ドリンク類は生ビールが「サッポロ黒ラベル」、日本酒は「千歳鶴」、麦・芋焼酎は「喜多里」などオール道産酒。これだけ、道産にこだわりのある昔ながらの居酒屋に巡り合ったのは、久しぶりだ。また、冬場はどれでも1個150円のおでんが登場するほか、隠れ人気メニューは手づくり焼きぎょうざ500円と牛すじ煮込み500円とか。

 それにしても、今どき珍しい急勾配の木製階段には、帰りは怖いけれど夜な夜な通いたくなる懐かしさが漂う。

 ◇札幌市北区北24条西4丁目 電話011・757・2621

 (和田由美)

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