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道内スポーツ【北海道発 平昌2018】

銅の喜び、分かち合い

写真:沿道の人々に手を振る本橋麻里主将と藤沢五月選手、鈴木夕湖選手=白井伸洋撮影 拡大沿道の人々に手を振る本橋麻里主将と藤沢五月選手、鈴木夕湖選手=白井伸洋撮影

写真:市民報告会で、花束を贈った若い選手たちと記念撮影をするLS北見の選手たち=福留庸友撮影、いずれも北見市 拡大市民報告会で、花束を贈った若い選手たちと記念撮影をするLS北見の選手たち=福留庸友撮影、いずれも北見市

 ■LS北見、地元で祝賀パレード

 笑顔あふれるプレーで全国を魅了したLS北見が、ふるさとの人々から熱狂的に迎えられた。北見市で21日、平昌五輪カーリング女子で日本勢初の銅メダル獲得を祝う祝賀パレードと報告会があった。選手たちを一目見ようと約1万2千人(主催者発表)が沿道に詰めかけ、メンバーは車から乗り出すように手を振ったり、大きな声で応じたりしていた。

 本橋麻里、藤沢五月、鈴木夕湖、吉田知那美、吉田夕梨花の5選手は出発式で、「精度の高いショットを見せた藤沢選手」「LS北見の創設者で、選手を支えた本橋選手」などと一人ずつ紹介された。藤沢選手の母校・北見北斗高校吹奏楽局の演奏も祝賀ムードを盛り上げた。

 パレードのコースは、市中心商店街の600メートル。「LS北見感動をありがとう」などの垂れ幕がかかり、交差点など写真映えする好位置には午前8時過ぎから見物客が現れた。パレードが始まる正午近くになると沿道の両側はぎっしりと人で埋まり、流行語にもなった「そだねー」と書かれた大きなうちわを持った人も。

 選手たちがパレード車に乗り込むと、鮮やかなオレンジのウェアが青空をバックに浮かび上がった。パレード車は予定を10分超える約40分かけてゆっくり走り、選手たちは「マリリーン!」「五月ちゃーん!」などと祝福する声に包まれながら、笑顔で手を振り続けた。

 帯広市の会社員田中井真治さん(37)は、この日午前8時半に9歳と5歳の娘2人を連れて車で出発し、約2時間半かけてやってきた。「五輪中、夜の試合はいつも見ていた。銅メダルが決まった時は感動してウルウルした。生で見た選手たちは本当にかわいかった」

 ■「今後も世界で戦う」 市民報告会で選手決意

 市民報告会は午後1時半過ぎから同市の市民会館で開かれ、市民ら約1800人が参加した。

 辻直孝市長が一人ひとりに市民特別栄誉賞の賞状とトロフィーを授与し、「全員が北見市出身。大舞台で勝ち抜き、銅メダル獲得はまさに偉業です。夢と希望と大きな感動をくれたロコ・ソラーレに感謝申しあげます」とねぎらった。

 舞台のスクリーンに銅メダル獲得までの軌跡をたどるスライドが上映され、続いて5選手があいさつした。

 藤沢選手は高校卒業時、地元でカーリングを続けていく環境になかったことを振り返り、「(本橋)麻里ちゃんが一からチームを作ってくれて、私を温かく迎えてくれた。これからも世界で戦っていきたい」と述べた。吉田知那美選手は時折言葉を詰まらせながら、「カーリング選手としての私たち、日本のカーリング界全体の応援をこれからもお願いします」と話した。

 鈴木選手は「パレードが決まった時、人が集まるのかなぁって不安だったけど、たくさん来ていただきうれしかった」と打ち明け、会場の笑いを誘った。吉田夕梨花選手は「私たちは銅。強いチームはまだまだいる。これからもがんばりたい」と決意を語った。

 主将の本橋選手が最後にマイクを手にし、「おぼつかないチームではありますが、これからも大きな夢をかなえるお手伝いをして下さい」と呼びかけると、会場から大きな拍手が送られた。

 (石間敦、武沢昌英)

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