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レトロ建物グラフィティー【レトロ建物グラフィティー】

レサン

写真:イラスト・松本浦 拡大イラスト・松本浦

■和風の外観 生パスタの店

 生パスタとワインの店「レサン」は、地下鉄南北線北12条駅とJR札幌駅北口の中間にあり、どちらから歩いても徒歩3分ほど。築45年という木造モルタル2階建ての民家1階を改造していて、和風造りの外観が都会人の心をほっと和ませる。

 店内に足を踏み入れた途端、既視感に襲われた。かつてここに来たことがある……。「何年も空き家になっていましたが、以前は『朱蔵(しゅくら)』という喫茶店だったそうです」と話すのは、苫小牧生まれの店主・中村理麻子さん(46)。それを聞いて思い出したのが、おかずが4〜5品ついた「朱蔵御飯」だ。1980年代から90年代前半の札幌で、朱蔵は“コーヒーのうまい一膳めし屋”として知られ、古本屋の帰りによく立ち寄ったことが懐かしく思い出される。

 閑話休題。2009年に開いた店内は、5人掛けのカウンター席二つが壁に向かい、5人掛けのテーブル席が四つ中央にそろう。造りには、ほとんど手を入れていない。常連客はおひとりさまやカップルが多く、北大が近いことから学生や教授も訪れるそうだ。専門学校を経てフレンチの店で修業を積んだ店主が作るランチは1200円〜、ディナーは1800円〜と低料金で味わえるのがうれしい。

 天井からぶら下がる二つの網製つり籠は、干し野菜を作るためのもの。「野菜や果物は、乾燥させて水分を抜くと味が凝縮しておいしくなるんです」と中村さん。店名の「レサン」とは、フランス語でレーズンの意味というのも納得できる。

 ◇札幌市北区北10条西4丁目 電話011・214・1773

 (和田由美)

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