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道内スポーツ【スポーツ・ニュース】

函館に新風、女性競輪選手

写真:デビューする寺井えりか選手(左)と三尾那央子選手=函館市 拡大デビューする寺井えりか選手(左)と三尾那央子選手=函館市

 ■道内から初デビューへ/寺井さん・三尾さん

 女性の競輪選手が活躍する「ガールズケイリン」で、函館市営函館競輪場をホームとする初の選手が誕生する。函館は道内唯一の競輪場で、市の担当者も「北海道で初の女性選手。おらが街の代表として、新しいファンの開拓につながれば」と期待する。

 デビューするのは三尾那央子選手(30)=函館市出身=と寺井えりか選手(26)=紋別市出身=の2人。7月3日から開催される函館ナイター「サテライト石狩杯争奪戦」が初戦となる。

 ガールズケイリンは戦後、男性とともに開催されていたが、人気低迷のため1964年に廃止。しかし、ロンドン五輪で女性のケイリンが正式種目に採用されたことなどを受け、2012年7月に復活した。

 函館競輪場でも14年4月からレースが始まり、地元選手の育成を目指して16年から「ホワイトガールズプロジェクト」に取り組んでいる。2人はその1期生。いまはデビュー戦を前に、函館競輪場で練習の日々を送る。朝5時に起床し、7時から競輪場で練習を始め、お昼の休憩を挟んで夕方まで自転車に乗る日々。自転車を降りてもウェートトレーニングに汗を流す。

 寺井選手は大学生までアルペンスキーを続けていた。学生時代には札幌から紋別まで280キロを自転車で帰省したこともあった。就職に迷ったときに、懇意にしていたマッサージ師から「がっしりした太ももが向いている」と競輪選手を勧められた。卒業後に日本競輪学校(静岡県伊豆市)に挑戦したが、一度は不合格に。翌年ホワイトガールズプロジェクトに入って練習を重ね、2度目の挑戦で競輪学校に見事合格し、この春、競輪学校を卒業してプロ登録した。

 「函館は第二のふるさと。声をかけてくれる人も多いので、その応援にこたえられるような選手になりたい。駆け引きはまだ苦手なので、力強い先行を見せたい」と抱負を語る。

 三尾選手は結婚後に始めた趣味のロードバイクが高じて、競輪選手を目指すことになった。学生時代も運動部ではなかったが、夫に勧められてホワイトガールズに応募した。30歳と年齢的には遅めのデビューだが、「地元でのデビューに緊張、プレッシャーもある。デビュー戦からうまく行くとは思わないが、一生懸命走る姿を家族や友人に見せたい」と話す。

 競輪を運営する公益財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)によると、7月にデビューする選手も含めると、女性の競輪選手は129人。結果が出ないと最短で1年半で選手を辞めなくてはいけない。三尾選手は「まだまだスタートラインに立ったばかり。

ゴール前のぎりぎりのところで勝負して、観客が盛り上がってくれるようなレースをしたい。意外性のある選手になりたい」と意気込む。

 (宋潤敏)

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