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10月19日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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道内スポーツ【スポーツ・ニュース】

名寄にオフシーズンの練習拠点

写真:豊田太郎さん(写真後ろ)が後ろから投げたボールを追う狩野亮さん=名寄市 拡大豊田太郎さん(写真後ろ)が後ろから投げたボールを追う狩野亮さん=名寄市

 ■再び頂点めざす

 ●冬季パラ・アルペン金の狩野さん

 冬季パラリンピックの金メダリスト狩野亮さん(32)=マルハン=が、オフシーズンの練習拠点を名寄市に移した。狩野さんを支えるのは、同市が取り組む日本代表選手へのサポート制度。4年後に向けた挑戦が始まった。

 網走市出身の狩野さんは、2010年のバンクーバーでアルペンスキースーパー大回転座位で金メダルを獲得。14年のソチでは、スーパー大回転と滑降の2種目で金メダルをつかんだ。しかし、この冬の平昌では、5位入賞にとどまった。

 生活の拠点は長野、オフシーズンの練習拠点は大阪。「平昌の悔しさは、4年後の北京でしか晴らせない。北海道に帰って、もう一度、立て直し、ステップアップしよう」。そう考えていた時に出会ったのが、名寄市の取り組みだった。

 スポーツによる地域づくりを掲げる同市は、ノルディック複合団体金メダリストの阿部雅司さんを特別参与に迎え、日本スポーツ振興センター(東京)で選手の発掘・育成に関わってきた豊田太郎さん(40)を市職員に招き、昨年度から日本代表選手に選ばれたジュニア選手への支援態勢を整えてきた。

 狩野さんが新しい練習拠点を探していることを知った豊田さんは、名寄の取り組みをアピール。豊田さんがトレーナーとして個別に対応できること、練習に市の施設を使えること、市立病院がメディカル面のケアもできること、などだ。

 「理想に近い形だ」。狩野さんは6月からさっそく、名寄で練習を始めた。ウェートトレーニング、屋外での走り込み、ボールを使って反射神経を鍛えるメニュー――。狩野さんと豊田さんが話し合いながら、競技に生かせるメニューを考えていく。狩野さんは「今まで使ったことがない筋肉も使っている」と手応えを感じる。

 狩野さんが名寄で練習を始めたことに、さっそく刺激を受ける人たちもいる。同じように市のサポートを受け、狩野さんと一緒の練習もする高校生アスリートたちだ。バイアスロンの小足さくらさん(17)は「狩野さんのウェートトレーニングは異次元。意識の持ち方も自分とは違い、見習いたい」と話す。

 狩野さんは「ここでなら、今までとは違う4年間の積み重ねができそうだ。再び、世界一をつかみ取りたい」と力を込める。

 (本田大次郎)

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